ダーク・ファンタジー小説

恐怖のゲーム ( No.51 )
日時: 2015/02/08 09:51
名前: みーこ (ID: UP46uWUY)

「そうですね・・・どんなゲームをしましょうか。」
「勝手に決めればいいよ」
「では、いつものトランプゲームで」
支配人は、テシタにトランプを用意させる.

「ルールは、分かりますよね?数字が大きい方が勝ちのルールです。」

そう言うと、凛花の答えも聞かずトランプをテーブルに置いた。
(確か、5枚カードを引いて・・・)

2人は、カードを5枚ずつ引き抜いた。

「1枚目行きます。」

場にカードを裏返して出す。

「では、裏返してください.」

凛花は、2。支配人は、クイーン。

負けた・・・

でも、まだ1枚目

「一歩リードです.」

支配人は、嬉しそう。







「2枚目行きましょう」
2人が場におくと、
「裏返してください」
支配人は、11,凛花は、2。
支配人のカードは・理想手だ。
残りは3枚。

8・9・4

トランプは、1〜10のカードが各4枚ずつ。
キング〜クイーンは、各マークに一枚ずつ。
それで、16枚。

トランプは、56枚、全部で。
それらが出る確率は、56分の16の割合。
約28%の確立。
72%は、こっちが勝てる。






「3枚目いきましょう」

8にするか。

カードを出す。

「ふっ、」

笑った!?

カードを裏返すと・・・

「私は、キングです」

「あっ・・・」

「4枚目行きましょう」

これで負けたら・・・あとがない。

9でいこう

「ふっ。お疲れ様でした〜!」

支配人は、ダブルキング。

「そんな・・・」

でも、どのカードを出したとしても負けていた。

「負けちゃったんで、オリに入っててくださいね。」

「嫌だ・・・嫌だ・・・」

シモベたちが腕を掴んでオリに向かっていく。

頭の中に、ハヤトが出てくるーーーーーーーー

折に潰されて死んだ・・・

肉の塊が、オリからはみ出して。

赤い液体が流れ出て・・・

体は、徐々にオリに向かって、近づいていく。

(まだ死にたくない!)

きっと、紅たちは助けには来ないだろうな・・・