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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 凛花と恐怖のゲーム!!最悪の1ヶ月間【参照600突破!!】 ( No.60 )
- 日時: 2015/03/04 20:01
- 名前: みーこ (ID: wJ5a6rJS)
- 参照: riyal様、文才持ってないです=差し上げれません
「強い国・・・強い国。」
Aグループ
「ミッション隊長、『隊長』なんだからみんなのご飯用意してくださいよ。」
「無ッ理・・・」
「では、隊長失格であります。」
「なっ!セイ!?」
凛花の額から冷たい汗が流れ出る.
「事実を言ったまでです。新隊長は、ライカ&フユカに任せましょう。」
「サンセーイ!」
「これから隊長を務めさせていただきます、フユカです。」
フユカが、いきなり『隊長就任挨拶』を始めた。
「勝手に!・・・」
「隊長では無い人は、引っ込んでてください。」
「はぁっ!?」
「だから、引っ込んでてください!」
「隊長は、私です。2重人格ならば、2人の意見が生まれより良いグループができると思います。」
ゴモットモダ。確かに、ウンウンと頷いてしまう。
「でも!勝手に決めつけないでよ!」
一斉に凛花へ視線が注がれた。
「なっ・・・何なの!?」
「あなたこそ、隊長なんて誰が決めたんですか?」
「あっ・・・」
確かに。凛花は、誰にも「隊長になって!」なんて言われてない。でも、自然に
なってた。それが普通じゃないの?隊長ってに自然になるものじゃないの?
「今まで、みんな我慢していたのです。」
セイが口を開いた。
「えっ・・・」
凛花は、階段から転げ落ちた、いや、突き落とされた気分になった。
「そんな・・・嘘だ!そんなはずない!ねぇ、みんな!なんか言って!」
皆、死人のような顔をして目を逸らしている。
まるで、凛花は、『いない』かのように。
「なんで!今まで、友達だったのに・・・」
「それは、思い違いです。」
凛花の目の前が真っ暗になった。
セイは、青白い顔を凛花から逸らし皆の方を向いた。
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