ダーク・ファンタジー小説

Re: 凛花と恐怖のゲーム!!最悪の1ヶ月間【参照600突破!!】 ( No.62 )
日時: 2015/01/20 17:01
名前: みーこ (ID: xJUVU4Zw)

「さぁ、これから(僕たちだけ)で、作戦会議をしましょう。」

「OK!」

凛花が輪の中に入ろうとすると、

「入らないで。」

冬華に押しのけられてしまった。

「なんで?なんで?」

凛花は、ペタンと地面に座り込んだ。

「どうして・・・」

誰も、凛花なんて気にしない。

見て見ぬ振りをしている.

(ああああああああああああ)

私は、必要ない人間なんだ。この世に。

足が勝手に歩き出した。

行く当てもなく、ただみんなから離れたかった。

「もう、やだ・・・」

暗い道路を歩いて行く。なんだか、道路に今の気持ちを言い当てられたような気

分になった。(あんただけだよ・・・分かってくれるのは。)

道路に向かってそんなことを思った。そして、自分で笑った。

「ハハハハハ!」

他に誰も笑わない。

1人、凛花の声だけが響いた。

このまま、一人で生きよう。

その方が・・・楽だ。