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ダーク・ファンタジー小説
- 守るべきもの〜自衛隊を敵に回した元自衛官〜 ( No.14 )
- 日時: 2015/03/10 20:54
- 名前: 裏の傍観者 (ID: IvmJM/UO)
国防省北口裏ゲート。
2中隊は北口から侵入し、建物を制圧するのが任務だ。
そして、結美を目撃した場合は捕獲かそれができなければ射殺も含まれている。
3トン半から降りて下車戦闘を始めると、相手もすぐに撃ち返してきた。
俺達が到着するまでの間に、完璧な防御陣地が作られていた。
「糞ッ!!防御陣地かよ!結美はどこだ!」
波森が小銃を連射する。
「落ち着け波森!連射は避けろ、ただでさえ自衛隊は金がないんだぞ!」
「必ず殺してやるからな!」
駄目だ、結美を殺すことに熱くなりすぎている。
それにしても国防官は準備が万全だ。
国防軍ならではの戦方か、色々な重火器が出てくる。
WAPCには驚いたが。
どっちが正しくて、どっちが間違っているのか。
俺達自衛官は勿論、国防官も必死だ。
互いに何を求めて戦っているのか分からなくなる。
「神野士長!岸根間3曹の指揮下に入れ!」
「了解!」
保田1曹に命令された俺は、すぐに移動した。
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