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ダーク・ファンタジー小説
- 守るべきもの〜守リ手ノ戦争〜オリキャラ募集中!! ( No.37 )
- 日時: 2015/03/17 20:28
- 名前: 裏の傍観者 (ID: nnuqNgn3)
0700時、航空自衛隊 入間基地。
「いや〜、今日もいい朝だな〜。」
朝の新鮮な空気がうまい。
風が気持ちよく、空は雲が何一つない快晴だ。
「なのに、飛べないのが残念だけど。」
今日は相馬原駐屯地に出向かなければならない。
国防省での戦闘で攻撃を受けたアパッチの搬送を護衛しなければいけないのだ。
理由は昨日の事・・・。
「アパッチの搬送護衛ですか?」
「そう、陸自の馬鹿野郎がぶっ壊したアパッチを私たち空自が護衛しろだと。ったく、だるいって言ったらありゃしねぇよ。」
相変わらずここでは口の悪い風神2佐が不機嫌にお茶をがぶ飲みする。
「それで自分が?」
「文句あんの、古城2尉?」
「いえ、何でもありません。」
相変わらず面倒な上官だ。
「私は今日から相馬原に行くから。アンタは明日部下を引き連れて来て。もちろん、完全フル装備でね♪」
ヤバい、風神2佐が物騒なことを言っている。
「因みに、命がやばかったらアパッチなんか捨てていいから。」
という訳で、数時間後に相馬原へと前進する予定だ。
隊舎の前には、たくさんの高機動車と3トン半、そして軽装甲車が並んでいる。
数少ないパイロットを失うわけにはいかないという方針で、殆どが地上で対空戦闘をこなしている隊員が選ばれた。
なぜか自分には出撃命令が出され、怪我しただけでFー15を降ろされるので不安が大きい。
「にしても、風神2佐も無茶な人だよな・・・。」
まぁ、いつものことだから仕方ない。
空自は大半が未だに64式小銃だ。
分解も面倒けりゃ、手入れもだるい。
いい加減、89式小銃に変えて欲しかった。
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