ダーク・ファンタジー小説

Re: king's royal palace ( No.14 )
日時: 2012/07/05 07:00
名前: 王様 ◆qEUaErayeY (ID: X..iyfAg)

「ちょっとキミ、署まで同行願おう。」

僕は次、する行動を考える遑も無く手錠をかけられた。

「ちょっと!!もしこれで違ったら・・・!!!」

そう云うのは間違いだったと僕は後悔した。
警察に真っ向から睨みつけられたからだ。

其の眼光は鋭く光っていた。
僕は今まで以上の恐怖を植えつけられてしまっていた。


でも其れは良人に対する眼光と然程変わらなかった。

僕は生まれて初めて、警察が怖いと思った。



「DNAが一致しました。」

惟が証拠になるという事か。

自分が殺人した事をまだ否定してもないのだから別に構わない。



      □



然して惟が証拠になり、裁判では、僕の罪をどうするか、
という形になった。


然して裁判官が決めたのは、「死刑」だった。

正直僕には事の重大さがわからなかった。