ダーク・ファンタジー小説
- Re: アシナクシ。 ( No.4 )
- 日時: 2015/12/27 22:04
- 名前: 彩都 (ID: vzo8adFf)
CHAPTER 2 アリスの謎
俺は気分を晴らす為、外へ出る、近場のショッピングモールへ向かう。
そして、クレープを買おうとして、並ぼうとする。
すると、一人のアリスを見つけた。
(桃園先生……一人っきりだ……)
そう思いながら、バレない様にクレープ屋に並ぶ。
そして、アリスが、クレープを貰い、振り向いた、そして、将人を見つけた……案外あっさりバレました……将人はクレープを貰って、アリスの所に行く。
「……んで、何で自分と一緒に座らないといけないんです?」
半分、キレかかりながら、言う将人。
すると、アリスは言う。
「『アシナクシ』についての話……聞きたいかい?」
そう言うアリスに驚いて、ガタッと机を鳴らした。
「あっ、すいません……」
周りの人に謝って、座る。
「『アシナクシ』さんについて、何か知ってんですか!?」
将人は言う、そして、アリスは言う。
「そりゃそうだ……『アシナクシ』は私達の世代がより濃く知っている……あの時代は色々酷かった……今も思い出しても、身震いがするよ……」
そう言うアリスに将人は不思議がる。
「それは、グロくて……ですか……?」
アリスは言う。
「もし、少年が『アシナクシ』に出会ったら、私に言いな……何とか、倒す……もう、この恐怖を味わって貰いたくないからね……」
そう言いながら、クレープを食べ切るアリス、そして言う。
「まぁ、情報提供したから、少しは手伝ってくれないとね……♪」
「は?」
「……てか、重い……」
将人は荷物持ちになっていた。
「まだ買うよ?もっと持って貰わないと……♪」
そう言いながら、他のお店に行く、将人は溜息を吐きながらお店に入る。
「ふー、買ったなー、んじゃ、私の家に行くぞ、少年」
ショッピングモールの買い物を終わり、アリスは家に帰ろうとする。
仕方無いので、将人も行く事に。
少し歩く、大きなマンションに着く、此処は高級マンションだった。
えっ?まさかここに住んでんの?そんな事を考えながら、エレベーターの中に入って、最上階のボタンを押す、最上階って、一番の金持ちしか住まない筈じゃ……?将人の頭はパンク寸前だった。
「ハイ、着いたよ……我が家を!」
パァァァ、と将人の目の前に広がったのは、綺麗な部屋のゴミ屋敷……服や、白衣が、適当に置かれており、台所は皿が無残に置かれている、流石に将人でも、絶句だった……
そして、アリスが一言。
「綺麗な女の部屋はこんなん!!」
「マジに有りそうな迷言言わないで下さい!!」
将人はツッコんだ。
そして、荷物を置いて、お茶を頂く。
「んで、『アシナクシ』さんにも話しないと……」
そう言いながら、アリスは言う。
「とりあえず、『アシナクシ』さん、自体を言葉で、倒すか、陰陽師に倒してもらうか、品かい……」
「言葉で倒す……?」
意味が分からないと言いたげな将人、アリスは説明する。
「まぁ、口論で勝つ、という意味さね……」
「そう言う事か……分かりました……」
そう言いながら、帰ろうとする将人、だが、アリスが止める。
「『アシナクシ』は本当に根深い……気を付けろよ……分かったか?」
そう言われて、頷く将人、すると、アリスに押し倒される。
「最近、溜まってんだ、一回しようよ?」
そう言われて、ドキドキする将人、将人は反論する。
「ま、まだっ!学生なんで、良いです!!」
そう言って、何とか、抜け出し、逃げる将人。
アリスは独り言を言う……
「そう……そう言う感じ……『アシナクシ』に勝つにはそれを断る勇気が必要だ……」
そう言いながら、寝転ぶ。
「今日は充電切れだぁ〜」
アリスは寝転んだまま寝る。
そして、将人は何とか家に着いて、呼吸を整えた。
今日は災難だったな……そう思いながら、晩御飯を食べた。
てか、明日はどうしようか……?
CHAPTER 2 終了 CHAPTER 3 に続く……