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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 悪魔の悩み ( No.1 )
- 日時: 2016/06/06 19:49
- 名前: 秋林檎 (ID: JZOkdH3f)
一話〜森重 薫〜
悪魔はどのように過ごしてるのだろう。
人の恐怖・畏怖を糧にしているのだろうか?
それとも、人も襲えないような臆病者なのだろうか?
___一度、悪魔の生活を覗いてみませんか?
薫:・・・・・いや、勧誘はいいんだけどさ、お前誰だよ。
謎のコスプレ野郎から、訳のわからない勧誘、頂きました。
‘‘・・・オレ、何かに狙われてんの?,,とも思うようなコスプレ野郎だ。
アヴィス:ああ、すみません。私、アヴィス・アリントンと申します。
所で、貴方のお名前は?
薫:あー・・・・森重 薫と言います。アヴィスさん、宜しくお願いします。・・・・所でご職業は?
アヴィスという方が手を差し出してきたので、とりあえず握っておく。
高校生がコスプレ野郎と握手しているような光景だ。
・・・・・・いやどんな光景だ。
アヴィス:・・・・・・?上級悪魔、ですよ?
薫:・・・・・・・は?
上級悪魔が職業とか初めて聞いたんですが?
え?
コスプレ名を聞いてるんじゃないんですよ?
え?大丈夫なの、このおっさん。
アヴィス:信じてませんねぇ・・・。はぁ、とりあえず此処では人目につくので、えーと・・・・薫さん、貴方の家にご案内を・・・。
薫:絶対に嫌なんですけど?はい?
アヴィス:あの・・・早くご案内を・・・・。
めちゃくちゃじゃねぇかこのおっさん。
薫:しゃーないですね、家まで案内しますよ。
オレの生活・・・・・守れんのかな・・・。
もしこのおっさんがマジの悪魔として・・・・。
悪魔と契約しました、とかヤなんだけど・・・。
はぁ、こえぇ・・。
気が引けるけど、仕方ねぇ・・・・、このおっさん、連れてくか。
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