ダーク・ファンタジー小説

Re: 殺戮兵器 Assassin Doll ( No.4 )
日時: 2017/01/14 17:34
名前: カナタ (ID: l1OKFeFD)

Chapter2・殺戮兵器の封印

「あれ?」

「あれアレ?」

「あれアレレ?」

「ここにいる5人以外みーんな死んじゃった(正確には殺した)のか〜」

「……………」

「…つまんない。つまんないよ!もっとひねりとかないワケ?なんかこう、もっと楽しく殺したいんだけど!毒薬飲ませたとか、ナイフ刺したとかではい!ご臨終!って何それ!もっと頑張れよ!意味わかんないし!なんでこんな打たれ弱いの!?意味わかんない!超意味わかんない!」

「…うーむ。せめてこの5名様には楽しく愉快に死んで逝っていただきたいんだよねー」

「そういえば、この街の奥に森があってその奥にお屋敷があったっけか。それを拝借(という名の借りパク)して楽しい楽しい殺戮会場にしよう!イメージは、フリーホラーゲームっぽくしたいネ」

「じゃあ、こいつらにもっともっと強い睡眠薬飲ませておこう。途中で起きられても困るからね。さてと、準備してこよーっと」

「そして、僕も勿論この5名様の中に混じって殺戮を執行するよー。僕の殺戮パーティに来るんだったら、死なないように気をつけてね☆」

…………………

「そこのお主!画面の前のお主じゃ!さぁ、行くぞ!どこにかって?それは夢の中じゃよ!ほら!ぼけぼけしてないで、行くぞい!」

……………

「さて、ここに6人の子供がいるじゃろ?軽く紹介すると、そこの赤髪の男の子がエド君で、隣の緑の髪をした男の子がモース君で、隣の三つ編みの女の子がリズで青髪をした男の子がリック君で、隣の頭に1つお団子をしてる子がニナリーだ。わしらは今回、そこにいる女の子のユイの夢に入るぞ。わしの大事な孫娘なんじゃ」

……………
ユ イ の 夢

「やあ、ユイ。大丈夫じゃったか?」

「おじいちゃん!生きていたの?」

「いーや。怪物に殺されちまったよ。わしも、隣にいる(画面の前の読者様)こいつももう死んでんよ」

「えっ!?じゃあなんで…」

「ここはユイの夢の中じゃ。だから会えた。それに、ユイの夢の中に来たのはお願いがあるからじゃ」

「お願い?」

「そう。ユイが目覚めたらきっと、見知らぬ場所にいることじゃろう。でも、ユイには5人の友人が近くにいるから大丈夫じゃ。で、お願いはその5人の中に紛れ込んでいる殺戮兵器、またの名をAssassin Dollと呼ばれる殺し屋を封印してほしいんじゃ。大丈夫じゃ。きっとユイはできる。わしらと、街のみんなを殺した殺戮兵器を封印して、平和を取り戻してくれ。心配しなくてもいい。お前さんには、この人が(画面の前の読者様)ついている。もうじき目覚めるじゃろう。さぁ、頑張るのじゃ。封印方法は、また伝えに行くから待っておれ。それじゃあ、グッドラックじゃ!ユイよ!」

おじいさんの幽霊は、消えてしまった…

「もー。死んでもあんな強引だなんてなぁ。それと、おじいちゃんに巻き込まれたあなた。すいませんでした。そして、よろしくお願いします」


序章・ハジマリノ物語 完結

次について。
次からは、ユイちゃんにあなた様が取り付いている(憑依)した状態からスタートです。
今更ですがあなたは死んでしまった(犯人に殺された)市民です。
今回、ユイのじいさんにユイの護衛と殺戮兵器の封印を頼まれています。
あなたの役目は、ユイちゃんの行動(すること)などを選択することです。



ナイフを取りますか?

Yes>>○○ No>>○○

という感じになっていく(予定)です
次もよろしくお願いします