ダーク・ファンタジー小説

Re: 幼い少女が国を治めるだと... ( No.9 )
日時: 2017/11/15 20:22
名前: 空夜 (ID: y5kuB1W.)

城へ戻るとアクアはどうしたと駆け寄ってきた
僕は、妹のヒナが居たことと、久しぶりに街に出て迷子になりかけてヒナに貸しを作ったことをアクアに言った
そんな中アクアは、僕に妹がいたことに驚いていた。
「ライ...。あんた、妹居たんだね」
とアクアは少し悲しそうに言った。
アクアには家族すら居なかったということを思い出した
「アクアごめんね。妹居るの黙ってて。言ったら組織に入れられるじゃん。」
と僕はアクアを慰めた。
慰められたアクアは「それもそっか」とうなずいていた。
丁度、城のダクトから、ソラが出てきた。
「あ、ライじゃん!おかえりー!!」
とソラは言った。
先程まで敵だったとは思えないぐらいの仲良さだった。
「あ、ソラ。ただいま」と僕は言った
そしたらソラは、
「さっきさ、お前の妹?が来てさ
〝私のお姉ちゃんはどこ"って聞きに来てさ適当に返しといたよ?
今は遠征に行ってるってね」
今、心の中でソラグッジョブと思ってしまった。
「ソラ、ありがとう!助かったよ」
と僕は言った途端さっき拾ってきた兵士が
「ライ様...っ」
と言い
「どうしたの?」と僕は言い返す
「エレン様と言う方の妹と称される方が門へきております。追い返しますか?」
「いえ。ここへ通して」と僕は言う
その兵士はそのことを伝えに門へ走った。
さあ、ヒナ。また会えるなんて、〝私は"嬉しいよ。