ダーク・ファンタジー小説

夜明けの演者 あとがき ( No.34 )
日時: 2017/09/12 22:45
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

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 あ と が き


 「夜明けの演者」、ついに完結です!
 一か月にも満たない連載でしたがね……。
 私は今日! カキコ内で、初めて中編作品を完成させたのです! 感慨無量ですよぉ!

 この作品は、私が文芸部に提出した際に「長すぎる」と言われたため、泣く泣くカットした作品の完全版です。文芸部版では第二部の二章と五章、第三部の一章と三章がないのです。これじゃあキャラの過去が意味不明です……。死んでも悲しくないじゃんか! 薄すぎるんですよ! キャラの中身が、そのままだと!(泣)

 さてさて。
 今作は、「演者」と呼ばれる特殊な魔法の才をもった少女の数奇な運命の物語です。その短くはない人生の中で最も輝いた半年間、「永遠」に忘れられない「刹那」の日々を中心に、彼女、そして彼女の仲間たちとのかけがえのない日々を描きました。楽しんでいただけたら嬉しいです。(しかし主人公が全然目立って……って、これ以上言うな!)(茶番すみません)

 とある小説(名前忘れましたが)にこんな一文がありました。
「過去とは、遠ければ遠いほど、直視できないほどに眩しく輝くもの」
 私はその言葉に、この一文を付け加えたいと思います。
「そして、その日々が濃密であればあるほど、何よりも強く胸を灼くもの」
 今作は、そういった想いを意識しながらも書きました。

 78000文字とそれなりの分量がありますが、これでも、活躍していないキャラが多すぎるんですよ……。「魔素使」のVとか、死霊術師のAちゃんとか、刀使いのSとか。「組師」のRは最後しか見せ場ないですし。
 あと、主人公! 二章でもちっとは活躍しろー! 主人公の良さ(特殊な力)が物語の要なのに、全然活かされてない結果となりました。藍蓮はまだまだ甘いです。キャラの扱いがなってませんねハイ……。

 次には、メロディーのないテーマソング(みたいなもの)も載せます。
 なのでまだ、コメントはお控えください。

※ ちなみに、テーマソングのタイトルは「Eternal Moments」です。直訳すると、「永遠の刹那」です。今年の文芸部の部活動誌の文化祭号は「久遠」と「刹那」の二冊に分かれるので、それを意識したタイトルとなっております。


 それは、たった半年の物語。人の長い生に比べれば、まさに刹那のことかもしれませんが、胸に刻まれた思いや痛みは、永遠に残り続ける……。
 久遠まで忘れられない、鮮烈な刹那の日々。それを想った歌詞となっております。
 ではでは。
(伏線張りまくったけど全然回収できてない! ……深く追求しないで下さい。これでも本気です)


 これまで、この作品を読んでくださって、誠にありがとうございました!


 しかしまだ終わりませんからね!
 語り終わっていないキャラの過去とか!
 そのあたり、短編にしてこのスレにぶち込みますから!
 原本がない分更新ペースは落ちますが……。
 「夜明けの演者」は、まだ終わらない!

 だから、恒例!


 ——次の話に、請うご期待ッ!!


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 ちなみに過去編案は、リクセスの話がプロットできてます。
 こっちを書こうかな……。
 ハインリヒとクィリの話もアイデアはありますが、プロットはそもそも作っていません。
 リクセス編終わったらそっち行こうか。(独り言)