ダーク・ファンタジー小説

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.2 )
日時: 2017/08/27 09:18
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

1話 帰郷?

国を守るように植えられたジャングルの木。
虫や小動物の鳴き声が響く森の中を、二人は歩いていた。

「あと少しだよね?」
「そのはずだ」

二人の名前は、
レオン・ハイレゾとミント・グリーンティー。
どちらも17歳。

「あれじゃないのか?」

レオンは口数の少ないクールな男。
綺麗な黒髪で少女漫画に出てきそうな姿だ。
また、剣の扱いが達人の領域に達する。

「うん、緑の国の門だよ。絶対そう!」

もう一人の少女、ミントは明るい性格でみんなのお姉さん的存在だ。
薄緑色の長い髪をポニーテールでまとめているため、大人っぽく見える。

「7年ぶりだね」
「そうだな」
「あの日からみんな、ずーっと会ってないね」
「まあな」

7年前、俺達の孤児院は何者かに襲われた。いや、孤児院だけじゃない。今から向かっている緑の国もだ。
俺達5人はなんとか逃れた。だが、離ればなれになってしまった。

「お前達、緑の国に何のようだ!」

門番が俺達に問いかける。

「君達の王様に用が会ってきたの。そういえば大丈夫だから」
「わかりました」

5〜7分がたち、門番が帰ってきた。

「さっきの無礼は申し訳ありません…… 城向かうようにだそうです。では、どうぞ」

土煙の向こうには、大きな城と美しい街があった。
帰ってきたんだ。俺達の故郷に。

「石レンガの道をたどっていけば着きますからね」
「どうもありがとう〜」

一歩踏み出す。
さぁ、 アイツ のところへ行こう。
なんだって、お前の妹の居場所がわかったんだからな。 続く

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第1話、これにて終了です。
レオンの言うアイツとは誰なのか……ッ! (キャラ説明を読んだらわかりますが……)
第2話にどうぞご期待ください。

閲覧、ありがとうございました。

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.3 )
日時: 2017/08/27 09:57
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

第2話 再会

門をくぐったあと、城へ向かった。
中にはレットカーペットが敷かれ、中央に大きな階段がある。
上にはシャンデリアも飾られ高級感がより一層目立つ。
他にも階段の横にたくさんの扉がある。

「今も記念日とかに、パーティーとかやってるのかな?」
「そうかもな、まぁアイツに会うんだから聞けばいいさ」

大きな階段を上り、扉が開かれる。
そこにアイツは立っていた。しかも後ろ立ちだ。

「よ、久しぶりだな。」

アイツ………フレイは何も変わっていなかった。

「いろいろお前らの事は聞いてるぜ。」
「じゃあ、知ってんだな」
「もちろんだ。お前、反乱軍に入ったてこともな」

反乱軍………あの帝国に反乱する人々でできた軍だ。
ミントも俺も入っている。
だからこそ、フレイの妹………フレイヤの場所がわかったんだ。

「復讐のつもりか?」
「違う」
「じゃあ、なぜ入った?」
「俺は………」

俺はなぜ入った? 誘われたからか? いや、違う。俺は………

「俺は本当の強さを手に入れるために入ったんだ。」
「フッ そう言うと思ったぜ」

「あ、あのさ〜 本題に移らない?」

ミントのおかげで話が戻る。
そして、すべて話した。

「そっか…… 生きててくれたんだな。でもよ〜 嬉しいんだけどさぁ」

どっちなんだお前は。

「まぁ、殴られる事をしなければいいんだ。よし、じゃあ…」

「陛下、緊急事態です!」

兵士が入ってきた。

「何事だ?」
「灯火の街が帝国に攻められました! 目的は魔石のようです」
「クソッ! 魔石か… オレが行く」
「わかりました」

兵士が去って行く。

「俺達も行くぞ」
「うん、フレイだけだと心配だもんね」
「一言多いぜ。 ま、行くぞ」

そして、船着場へ急ぐ。 続く

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2話、これにて終了です。

閲覧ありがとうございました。

Re: チェンジ・ザ・ワールド ( No.4 )
日時: 2017/08/27 10:31
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

 はじめまして、藍蓮と申します!

 世界観に惹かれて読んでみたのですが、私好みの世界観だったので、コメントさせていただきます。

 いかにもファンタジーな世界観、最初の所にあった「幻獣」という言葉、(召喚とか好きです)魅力的なキャラクター達……。先がとても楽しみになるような作品ですね。名前とかも、工夫してあっていいと思います。他のキャラたちの登場が楽しみです。

 更新頑張ってください。
 応援しています!

Re: チェンジ・ザ・ワールド ( No.5 )
日時: 2017/08/29 10:33
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

流沢藍蓮さん、コメントありがとうございます!

この他にもまだまだキャラクターが出ますよ
まだまだ作り始めたばかりなのに、暖かいお言葉ありがとうございます。

やっぱり、召喚とかにはロマンがありますよね〜

流沢藍蓮さんも頑張ってくださいね
こちらも応援しています!

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.6 )
日時: 2017/08/27 18:07
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

3話 魔石と皇帝と男と

船着場へ着くと、店主がいた。相変わらずの肥満中年だ。

「ん? 船は今の時間は…… って おい、レオンにミントじゃねえか」
「お、オレは…?」
「おぉ フレイもいたのか。 で、何のようだ?」
「船を貸してくれ。急ぎだ」
「お、おう。わかった。ホイよ」

鍵が渡された。

「うおうお一〇九で行け。高速だ」
「ありがとう〜」

一発でわかるほど、うおうおは目立っていた。
サカナのロゴに一〇九と書いてある。

「んじゃ、行くぞ」

エンジンのかかる音がなる。
水しぶきを上げ、うおうおは動き出した。

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灯火の街近くの船着場で降りる。
人の気配が全くない。

「いかにもって感じだな」

灯火の街へ向かう。
門をくぐると景色は一変。
石レンガの建物達は崩れ壊れ、あたりに人が倒れている。

鍛冶屋で有名な街は、帝国により滅びたのだった。

「遅かったの…?」
「いや、ついさっきのようだぜ。」
「まだいる。神殿にきっといる。」

道無き道をひたすら進み、やっと神殿へ着いた。
中は紅い明かりがついている。
これは血なのか、それとももともとなのか。
入り組んだ道を進むと声がした。
声の主は2人いる。

1人は帝国の紋様をマントに取り入れており、いかにも偉い人だ。
そう、その者こそ 皇帝 なのだ。

もう1人は俺達と同じくらいの男だった。
普通な服装で皇帝と一緒にいる事事態が不思議だ。

「これでフェニックスは我々の物。扉の1つは解かれた。」
「陛下、これをあの者達に使ってみてはどうでしょう」

男がこちらを向く。

「いい加減出てきたらどうだい?」

ばれていた。

ならば、取り返すだけだ。

「フェニックスの魔石は返してもらう。」
「フッ、やれ。 パナソよ」

剣を構える。今まで感じた事のない殺気を感じる。
あの男は、俺達を完全に殺る気だ。

男は剣を斬りかかる。それを俺は愛剣 斬鉄剣 で防ぐ。

「なかなかやるようだね。」
「あんたもな」

そんななか、フレイとミントは皇帝を狙う。

「えいっ!」

だが、傷一つもつかない。
すると皇帝は2人に手を向ける。

「くたばるがいい!」

皇帝は紅いオーラをまとっている。
フェニックスの力を使う気だ!

「フレイ、ミント、逃げろ!」
「君は自分の事を考えたら?」

ザシュ

俺は斬られた。
右胸から左脇腹にむかって

「グハァ…ッ!」

立てない。足に力が入らない。
血は流れ続ける。
意識が朦朧とする。

「しまった……」

フレイ、ミントは皇帝の手から放たれた光を近くで受けてしまった。

「マジ… か、よ……」

ミント、フレイは傷だらけになっていた。

このままでは、殺られてしまう。
何か方法は無いのか……
意識が朦朧とする中、必死に考える。

すると、体が暖かい光に包まれた。
これは、回復魔法を使った時に現れる光。
いったい誰が……

「私に、任せて」

温もりのある声が聞こえた。
どこか懐かしいような、聞いた事あるような声が。

「できるかわからないケド、えいっ! 氷剣の舞!」

空気を斬る音が聞こえた。

「ここは一旦引くぞ。」

どうやら皇帝達は逃げたようだ。

「ねぇ大丈夫? レオン! 」
「も〜 お兄ちゃんたらっ オリガ、メェ〜村まで運ぶよ!」

………オリガ?

そこで俺は気を失った。

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これにて3話、終了です。
大怪我を負ったレオン達。はたして、大丈夫なのか?

4話にどうぞご期待ください!
(その間に回想が入るかも……)

お読みいただきありがとうございました。

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.7 )
日時: 2017/08/27 17:04
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

3.5話 休息

暖かい日差しが窓から差し込む。
それで、俺は目が覚めた。
どうやら、ベッドの上にいるらしい。

俺達はあの後どうなったんだ……?

「ん? 目が覚めた?」

部屋の奥から声が聞こえた。
起き上が…………れない。
あの男…パナソに斬られた傷がまだ痛んでいた。

「まだ、起きちゃダメ。 かさぶたとれちゃうよ」

そう言って近寄ってくる。

「無理しすぎだよ。 レオン。」

立っていたのは 水色のショートヘアーでうさ耳バンダナをつけた少女だった。

「久しぶりだな、オリガ。」
「まさか再会がこんなんだったなんてね」

オリガは、俺達の1つしただ。だからこそみんなに可愛いがわれていた。
親の形見の槍を大切に使っていて、持っている魔力とともに合わせて攻撃するというやつ……… だったはずだ。

「ホントさ〜 私達が来たタイミングバッチリだよね〜
教えてくれたフレイヤもすごい!
とりあえず、無事でよかったよ………」
「ありがとな。 魔石はどうなったんだ?」
「じゃじゃーん ふぇにっくすのませきぃ〜 無事だよ。
私は狙った獲物はちゃんととるんだから。」
「そうか。」
「じゃ、私出かけるね。 少しココ見て行きたいから。」
「ちょっとま…

出かけてしまった。
ココがどこなのか知りたかったのに。

窓から見る限り、ここはメェ〜村だ。
羊肉の料理、ジンギスカンが有名で灯火の街にも近い。

さて、もう一度寝るか。
寝れば傷だって治る。 あんたの口癖だったよな。
今回は、そうしてみるよ。…………ジン。

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きりの悪い3.5話、終了です。

ここで最後に出てきた人物、ジンについてご説明。
名前はジン・レンロス。
灯火の街出身でよかった頃の皇帝が治める帝国にいた兵士です。
ですが、今の皇帝になっていろいろあって反乱軍に入りました。
そこで、レオンと出会いました。
レオンに剣術を教え一緒に活動していましたが、
亡くなってしまいます。

そんな感じです。
簡単に言うと、レオンの師匠でもと帝国所属の反乱軍の人です。

さぁ、今度こそ4話です。
どうぞご期待ください!

お読みいただきありがとうございました。

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.8 )
日時: 2017/08/27 22:55
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

4話 約束

俺達の怪我も治り、オリガ、フレイヤとも再会できた。
これで、孤児院メンバーは揃った。
なんだか久しぶりで、それぞれの事を語り合っている。

フレイヤは、森に住む猟師に助けられてからはずっと森で生活していたらしい。
そんななか、ある声が聞こえてその場所へ行ったらフェンリルの魔石を手に入れた。

オリガは、メェ〜村の人に助けられたらしい。そこで旅人の話を聞き、トレジャーハンターという名の諜報部員になっていたらしい。つまり、反乱軍に入っていたのだった。

フレイは緑の国の人に助けられ、いろんな人々の手伝いをするうちに人々をまとめる者になっていたらしい。だからこそ王になれたのだという。

ミントは、反乱軍の人に助けられそのまま反乱軍に入ったらしい。目的は、俺達に会うためだったそうだ。

俺は、宿屋の店主に助けられ料理やモンスターの肉のさばき方を教わった。
とある日に来た、ジンに誘われて反乱軍に入った。目的はミントと同じだ。

「みんな意外にも近いところにいたんだね〜」
「すれ違ってもおかしくなかったね」
「私はさ、諜報部員だったからいろんなとこに行ってたよ。」

女子たちはそんな話で盛り上がっている。

「あのさ、ちょっといいか?」

そんななか、話を切り替えたのはフレイだった。

「今日はさ〜 建国記念日なんだ。パーティーやんだけど、くるか?」
「賛成!再会の記念にもなるね〜」

ということで、緑の国に戻った。

夕方、城でパーティーは行われた。
中央では男女二人組の者達がダンスをしている。
周りには長テーブルにたくさんの料理が置いてある。
どれも美味しそうだ。

「どれも美味しそうだね。」

話しかけてきたのは、オリガだった。

「ああ そうだな」
「あ、あのさ、食べ終わったらでいいからテラスに来てくれる?」
「わかった。後で行く。」
「ありがと」

オリガが去って行く。

「いい感じだよな〜 お前らって」

フレイが話しかけてきた。

「何がだ?」
「なんつうのかな、恋人同士みたいっていうのかな」
「はぁ? 完全に否定してやる。」
「まぁまぁ、落ち着いて落ち着いて! 
オリガのこと気にしてやってくれよなってこと。
あいつ、なんでも隠して解決しようとすっからさ。
せっかく2人きりになるんだからいろんなこと聞いたらどうだ?」
「そうだな、じゃ行ってくる。」

俺はテラスに向かって歩き始めた。

テラスは、外に出たところにある。
満天の星空が見え素晴らしいところなのだが、人がいない場所だ。
なんつったって、崖の上だからだ。
完全に安全で物静かな場所であるが………

「来てくれたね」
「約束は守るからな」
「じゃあ、約束してくれる?」
「もちろんだ。内容は?」
「明日からさ、旅に出るじゃん。だからいろんなことがあると思うの。
でも、どんなことがあっても旅が終わったらここに来て。
絶対生きてだよ。」
「当たり前だろ。来てやるよ。内容は別でな」
「約束、だよ。」
「ああ」

旅が終わったらここに来る。絶対生きて来てやる。
俺は目的さえあれば大丈夫な人間だ。
だから、オリガ。お前も生きてくれ。

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4話終了です。
オリガの約束の意味は、最後にわかります。
だから、読者の皆様も記憶しておいてくださいね。

次は5話。ついに、帝国をとめるための旅が始まります。
どうぞご期待ください!

お読みいただきありがとうございました。

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.9 )
日時: 2017/08/28 11:48
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

4.5話 

「フェンリルもフェニックスもあの子達の手に渡ったわね」

「帝国に渡るよりはずっとマシだよ」

「もし渡ったとしても、俺様のヘルファイアで焼き滅ぼしてやるぞ。」

「無理。絶対に無理。」

「なぜそう言える、焼き鳥!」

「操られるんだよ。こうてーに使われみればわかる。
……ていうか、焼き鳥はない! この焼魔人!」

「な・ん・だ・とォォォォォォ!」

「ハイ、そこ。ただでさえ熱いやつなのに喧嘩で燃えない!
で、どうするの。 王様。」

「そうだな、我々は自由に出てこれない。だから、あの子達に賭けるしかない。
今こそ、あの時のように人と協力する時なのだ。」

「賭けるしかないんだね。」

「しょうがないけれど、頑張りましょ」

「そうだな、ガハハハハハハ」

王様と呼ばれた者以外は部屋から出ていく。



ここは別の世界。

人ではなく、幻獣の住む世界。

その名も、幻獣界。

前は人も住んでいたが、今は幻獣だけの世界。

その世界の王………オーディンは月明かりに照らされながら思う。

あの“扉”が開かれないことを。

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またきりの悪い4.5話終了です。

今回は幻獣達のみでした。
皇帝やオーディンの言う 扉 とはなんなのか……ッ!
どうぞ5話にご期待ください!

ちょっと質問。
このサイトを使うのが初めてで、目次の作り方がわかりません。
できたらコメントにて、詳しく教えてくれませんか?

お読みいただきありがとうございました!

〜お知らせ〜 ( No.10 )
日時: 2017/08/28 18:50
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

今回は、お知らせというか予告です。

次回で、チェンジ・ザ・ワールドも5話になります。
そこで、この本編に関わる設定集を別に作ろうと思います。
キャラクターはもちろん、国や土地、大陸の説明など
より物語を楽しめるような物にします。
物語に合わせて更新していくつもりです。

出来上がりしだい、親スレのURLから行けるようにしときます。

Re: Chage the world  −チェンジ・ザ・ワールド− ( No.11 )
日時: 2017/08/28 19:51
名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: 32zLlHLc)

初めまして、四季と申します。

お話読ませていただきました。こういう世界観、好きです!

これからも頑張って下さい、応援しています。

Re: Chage the world  −チェンジ・ザ・ワールド− ( No.12 )
日時: 2017/08/28 20:18
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

四季さん、コメントありがとうございます!

「こういう世界観が好き」という人結構いますね〜
小説書く支えになってます。

四季さんも頑張ってくださいね。応援してます!

Re: Chage the world  −チェンジ・ザ・ワールド− ( No.13 )
日時: 2017/08/28 20:33
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

 >>9

 自己流でよろしければ、教えますよー。


 〜目次の作り方について〜

1 章のタイトルなどを入力する(前提ですね、言わずもがな)
2 そこに、自分の書いた話がどこまで入るか決める(上に同じ)
3 そうしたら、章のタイトルの隣に、>>数字(すべて半角)で、そこに入る話のレス番号を入力する。
4 話が何話か続く場合は、>>数字-数字 という風に入力すると、一気にその範囲の話が見られるようになるので便利。

 
 例

第一章 ○○ >>1-10

一話 ○○ >>1-3
二話 ○○ >>4-6
三話 ○○ >>5-10

第二章 ○○ >>11-25

…………………………

 みたいな感じでやると便利です。
 例では全角にしていますが、実際に目次を作成する場合は、>>のところを半角で入力してください。


 えーと、とりあえずはこんなところです。
 質問等ございましたらまた訊いて下さい!


※「小説の書き方」というところに「目次テンプレ」というものがありますので、そちらも参考にするといいかもです。

Re: Chage the world  −チェンジ・ザ・ワールド− ( No.14 )
日時: 2017/08/28 21:46
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

流沢藍蓮さん、いつもありがとうございます!

参考もよく読んでみますね。
では、さっそく作ってみます!

本当にありがとうございます。

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.15 )
日時: 2017/08/29 00:47
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

5話 旅立ち

パーティーから一夜あけ、ついに旅立つ日が来た。
昨晩は城に泊まらせてもらった。ふかふかのベッドだったためよく眠れた。

そして、門の前についた。

「いよいよだね〜」
「目的、わすれないでよ」

「フレイ様!」

後ろを向くと兵士がよこ一列に並んでいた。
その後ろには、船着場の店主のボブ(通称ふっくらおじさん)、
八百屋のオバチャンに花屋の看板娘のヒメカもいる。
他にもたくさんの人々が来ていてくれた。
みんな、孤児院の頃に良くしてくれた人達だった。

「いよいよ旅立たれますね。国は私達 緑国兵士団 にお任せください」

唯一の女兵士で団長のルミネが言う。

「任せたぜ。まっ、ドジらないようにな!」
「も、もう! 大丈夫ですからさっさと行ってください!」

周りが笑いで包まれる。
やっぱり、別れるときは笑顔の方がいいのか。

「さて、行くぞ。」

こんなんじゃいつまでたっても行けない。

「そうだね。じゃあ、行ってきます!」

ミントがみんなに向かって笑顔で言う。
俺には絶対できっこない。

「生きて帰ってくんだぞ〜」
「皇帝なんかに負けんじゃないよ」
「各地で活動している反乱軍のメンバーにもよろしくね〜」

門が閉まるまで声は聞こえていた。
みんなが俺達に期待している。
だからやってやるさ。
みんなの気持ち、院長、前女王様の願いのためにも。

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5話、終了です。そして、第1章も終了です!

やっと旅に出たレオン達。
さて、その旅には何が待っているのか……ッ!

次回 第2章開始です!
どうぞご期待ください!

お読みいただきありがとうございました。

オマケ
八百屋のオバチャン。オバチャンってのが名前です。
昭和的なおばさんで天パに赤い口紅。57歳。
実はボブのお嫁さんです。