ダーク・ファンタジー小説
- Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.3 )
- 日時: 2017/08/27 09:57
- 名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)
第2話 再会
門をくぐったあと、城へ向かった。
中にはレットカーペットが敷かれ、中央に大きな階段がある。
上にはシャンデリアも飾られ高級感がより一層目立つ。
他にも階段の横にたくさんの扉がある。
「今も記念日とかに、パーティーとかやってるのかな?」
「そうかもな、まぁアイツに会うんだから聞けばいいさ」
大きな階段を上り、扉が開かれる。
そこにアイツは立っていた。しかも後ろ立ちだ。
「よ、久しぶりだな。」
アイツ………フレイは何も変わっていなかった。
「いろいろお前らの事は聞いてるぜ。」
「じゃあ、知ってんだな」
「もちろんだ。お前、反乱軍に入ったてこともな」
反乱軍………あの帝国に反乱する人々でできた軍だ。
ミントも俺も入っている。
だからこそ、フレイの妹………フレイヤの場所がわかったんだ。
「復讐のつもりか?」
「違う」
「じゃあ、なぜ入った?」
「俺は………」
俺はなぜ入った? 誘われたからか? いや、違う。俺は………
「俺は本当の強さを手に入れるために入ったんだ。」
「フッ そう言うと思ったぜ」
「あ、あのさ〜 本題に移らない?」
ミントのおかげで話が戻る。
そして、すべて話した。
「そっか…… 生きててくれたんだな。でもよ〜 嬉しいんだけどさぁ」
どっちなんだお前は。
「まぁ、殴られる事をしなければいいんだ。よし、じゃあ…」
「陛下、緊急事態です!」
兵士が入ってきた。
「何事だ?」
「灯火の街が帝国に攻められました! 目的は魔石のようです」
「クソッ! 魔石か… オレが行く」
「わかりました」
兵士が去って行く。
「俺達も行くぞ」
「うん、フレイだけだと心配だもんね」
「一言多いぜ。 ま、行くぞ」
そして、船着場へ急ぐ。 続く
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2話、これにて終了です。
閲覧ありがとうございました。