ダーク・ファンタジー小説

Re: チェンジ・ザ・ワールド 第1章 ( No.7 )
日時: 2017/08/27 17:04
名前: 和花。 (ID: qU5F42BG)

3.5話 休息

暖かい日差しが窓から差し込む。
それで、俺は目が覚めた。
どうやら、ベッドの上にいるらしい。

俺達はあの後どうなったんだ……?

「ん? 目が覚めた?」

部屋の奥から声が聞こえた。
起き上が…………れない。
あの男…パナソに斬られた傷がまだ痛んでいた。

「まだ、起きちゃダメ。 かさぶたとれちゃうよ」

そう言って近寄ってくる。

「無理しすぎだよ。 レオン。」

立っていたのは 水色のショートヘアーでうさ耳バンダナをつけた少女だった。

「久しぶりだな、オリガ。」
「まさか再会がこんなんだったなんてね」

オリガは、俺達の1つしただ。だからこそみんなに可愛いがわれていた。
親の形見の槍を大切に使っていて、持っている魔力とともに合わせて攻撃するというやつ……… だったはずだ。

「ホントさ〜 私達が来たタイミングバッチリだよね〜
教えてくれたフレイヤもすごい!
とりあえず、無事でよかったよ………」
「ありがとな。 魔石はどうなったんだ?」
「じゃじゃーん ふぇにっくすのませきぃ〜 無事だよ。
私は狙った獲物はちゃんととるんだから。」
「そうか。」
「じゃ、私出かけるね。 少しココ見て行きたいから。」
「ちょっとま…

出かけてしまった。
ココがどこなのか知りたかったのに。

窓から見る限り、ここはメェ〜村だ。
羊肉の料理、ジンギスカンが有名で灯火の街にも近い。

さて、もう一度寝るか。
寝れば傷だって治る。 あんたの口癖だったよな。
今回は、そうしてみるよ。…………ジン。

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きりの悪い3.5話、終了です。

ここで最後に出てきた人物、ジンについてご説明。
名前はジン・レンロス。
灯火の街出身でよかった頃の皇帝が治める帝国にいた兵士です。
ですが、今の皇帝になっていろいろあって反乱軍に入りました。
そこで、レオンと出会いました。
レオンに剣術を教え一緒に活動していましたが、
亡くなってしまいます。

そんな感じです。
簡単に言うと、レオンの師匠でもと帝国所属の反乱軍の人です。

さぁ、今度こそ4話です。
どうぞご期待ください!

お読みいただきありがとうございました。