ダーク・ファンタジー小説
- Re: Oz Myth Story ー少女と5人の大賢者ー ( No.8 )
- 日時: 2017/10/14 22:13
- 名前: Alice (ID: uJGVqhgC)
Part:b『王都グリンピア。』
.☆.。.:.+*:゜+。 .゜・*..☆.。.:*・°.*・゜ .゜・*..☆.。.:*・°.*・゜ .゜・*..☆.
「やだー!私の人生まだ終わらせたくなーい!」
私は叫ぶ。全力で。この2人の友人(悪魔)に聞こえるように。
「もー。リアン、王様に呼ばれたんだ。行かなきゃ失礼だろ?」
「そうよ。もしかしたらいいことかもしれないわよ。」
「もー。2人は付き添いだからいいじゃん!私の命と人生がかかってるのに、そんな軽々と『イケイケゴーゴー♪』みたいな事言わないでよ!」
「まぁまぁ。ほら、駅に着いたよ。早く立って。」
「切符買って電車に乗るわよー。こんな人だらけの所で喚きながら引きずられてて恥ずかしく無いの?」
「恥ずかしいです…。」
「2人とも。そろそろ電車来るから早くして。」
「「はーい。」」
.☆.。.:.+*:゜+。 .゜・*..☆.。.:*・°.*・゜ .゜・*..☆.。.:*・°.*・゜ .゜・*..☆.
『Greenpia』〜王都の人々〜
『黒のローブ』
ここはフォレストピアの王都、グリンピア。メルヘンチックな街である。
「……………。」
そんなおとぎ話に出てきそうな街に、真っ黒いローブを羽織った少年が立っていた。
少年はまるで死神の様な格好をしており、このメルヘンチックな街中で1人完全に浮いていた。
「あいつは、この国にいるんだっけ。」
ポツリと一言言ったあと、少年はどこかへと行ってしまった。
『城の聖騎士』
「今日、国王陛下が誰かを城にお招きしたみたいだね。」
「あっそ。国王陛下が誰をお招きしようと私には関係無いわよ。」
「そんなこと言うなよ。誰が来るんだろうな。」
「知らないわよ。私的には私の妹さえ来なければ何でもいいわ。」
「え、妹いたの?」
「前言ったじゃない。私の大嫌いな忌々しい妹がいるって。」
「忌々しいとかやめろよ。可哀想だろ。」
その時、『コンコンコン』とノックの音が部屋に鳴り響いた。
「失礼します。ティニー団長、コラリア団長。国王陛下がお呼びです。」
「だってさ。陛下様がお呼びだよ。早く行こう。」
「この話題は次の休憩時間に話そうか。」
「チッ。」
「なんか言ったか?」
「うっせぇ。何も言ってねぇよ。」
「あはは。そうかそうか。」
(うぜぇ)
『到着』
「ここがグリンピアかー。なんか可愛らしい街だね!」
「ねー。」
「………。あ、」
「ん?どうしたのロゼ?」
「…あ、会える!お姉ちゃんにあえる!会えるんだよ!わぁぁぁぁぁぁぁー!!!」
そう言うとロゼはものすごい勢いで走り出した。
「え、ちょ、ロゼ!?ってあれ?ベスは?」
ロゼはどこかに走り去ってしまい、ベスは私がロゼに気を取られているうちにどこかに行ってしまったようだ。
「おーい!リアン!こっちこっち!」
向こうからベスの声が聞こえたので、そっちを振り向くと、そこにはベスとー。
黒のローブを羽織った少年が立っていた。
「いきなりどっか行かないでよー。」
「ごめんごめん!見知った顔を見つけたからついつい。」
「見知った顔?」
「あ、リアンは知らなかったよね。紹介するよ。僕の友人のルーガだよ。」
「私はリアン!宜しくね。ルーガ君。」
「…よろしく。」
.☆.。.:.+*:゜+。 .゜・*..☆.。.:*・°.*・゜ .゜・*..☆.。.:*・°.*・゜ .゜・*..☆.
新キャラ出しすぎたかも←おい
どうしよう展開も何もかもめちゃくちゃな気がするというかそうだよね。←