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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 七色が紡ぐ物語 ( No.23 )
- 日時: 2019/01/02 21:42
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
ミルフィは今までのツバキたちの行動を見ていて一つ気になる
ことがあった。エルの体を乗っ取った影王がレオに噛み付いた時
微かにレオの髪は焦げ茶から黒に変わり瘴気を放っていた。
ツバキの黒髪は元々だ。だがレオの場合は影王や大罪の七王と
似たような瘴気も放っていた。
ミルフィ「(まさか…彼がそうだっていうの?じゃあツバキもこんな
重い宿命を背負っているというの?)」
ゼロ「あの…」
ミルフィ「ッ!どうしたの?」
ゼロ「レモンティー?っていうの…あげます」
ミルフィ「ごめんなさいね、ここまでしてもらって…」
ゼロからカップを受け取り一口飲んだ。
ミルフィ「貴方は、もし仲間が敵対する相手ならどうする?」
ゼロ「…頼まれれば倒す、でもレオたちとイリアナは友だちだから
傷付けない…」
****
ツバキ「武芸の島?」
ミルフィ「えぇ、武芸の島は武芸を嗜む者の島よ。レオは剣士、
剣術も武芸の一つなの。武芸の島ゲイル島には勇気のリングがある」
ツバキ「勇気の反対…リングを狙って強欲王が…」
ミルフィ「気を付けるのよ二人とも」
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