PR
ダーク・ファンタジー小説
- Re: 白黒と虹色 ( No.19 )
- 日時: 2019/01/12 12:13
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
メーデル「…アイセ?どうしたの」
アイセ「え、あ、メーデル。ううん、別に」
メーデル「そう。まぁいいんだけどあんまり難しい顔していてはダメよ?」
メーデルはそう言ってポンポンと肩を叩いた。次にルナエラがアイセに声を掛けた。
ルナエラ「…白髪の男と会ったの?」
アイセ「うん…ルナエラは誰か知ってるの?」
ルナエラは小さく頷いた。
ルナエラ「あの男も俺と同じ、虹の守護者に仕えていた竜人」
アイセ「竜人…」
ルナエラ「黒と繋がっているけど…きっとまた戻ってくる、と思う」
****
メーデルは空を見ていた。
メーデル「ホントに凄い絶景ね、ここの景色は」
メル「空を飛んでるんだから、当ったり前よ♪」
メルが自慢げにそう言った。メーデルは「そうだわ」と呟く。
メーデル「メルみたいな猫の人形を今度作ってみようかしら」
メル「ホントに!?」
メーデル「勿論、とはいっても時間はかかるけどね」
メル「楽しみにしてるねメーデル」
PR