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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 異能力+近未来 ( No.4 )
- 日時: 2019/04/05 15:54
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
春日「おはようマミちゃん、まだ係長ここに来てないけど伝言を頼まれてるから
伝えておくね」
春日咲那は顔を向ける。
春日「10階にトレーニングルームがあるの。エレベーターのすぐ隣だから分かるはずよ。
その部屋に大神がいるからって。多分挨拶して来いってことよ」
成神「は、はぁ…」
春日「係長、大神君にマミちゃんのことは伝えておいたって言ってたから。大丈夫よ」
成神「分かりました。行ってきます」
成神真実はオフィスを出てエレベーターに乗った。他にも乗っている人物が一人。
既に10階は押されているので彼が押したのだろう。さっきいたのは6階だ。10階に到着し男と
成神真実はエレベーターを降りた。二人は同じ方向に歩く。そこで察した。
成神「いつもここでトレーニングをしてるんですか?」
???「何故そう思う」
成神「何となくです。それにレベルは最上位のレベルで設定されてる。もしかして
大神千夜さんは貴方ですか。私は成神真実です」
大神「染岡が言ってたのはお前か。ここに来たのは係長命令か」
成神「まぁそんな感じです。邪魔になるようでしたら私は退きます、互いに自己紹介は
しましたから」
大神「終わったらすぐ戻る」
それを聞いてから成神真実は部屋を出てエレベーターで再び6階に降りた。オフィスには染岡優真が
到着しているようだ。彼は戻って来た成神真実に笑みを向ける。
染岡「どうかな?上手くやっていけそうかい?」
成神「悪い人じゃなさそうなので頑張れそうです」
染岡「そうか、それを聞いて安心したよ。俺たちの担当は主に異能力関連だからね。今日は君の
初仕事だ」
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