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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 勇者として召喚されたけど俺YOEEEな件 ( No.12 )
- 日時: 2020/03/21 09:05
- 名前: 自宅の防人 (ID: X1kgwzZ6)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
今度は地面を鑑定してみる
『土』
自分の手を鑑定してみる
『手 状態:通常』
「お。自分の体については少し細かく表示されるんだな」
木を鑑定してみる
『木』
空を鑑定してみる
『空』
キノコを鑑定してみる
『キノコ』
……………
………
…
────────
【『鑑定Lv1がLv2に上がりました】
────────
Lvが上がった後、説明分がちょっと詳しくなったのでしばらく鑑定していると、
「………がああぁぁぁ頭いてぇ!」
頭の奥に走る鈍い痛みに倒れていた
しくった。こんなありきたりな鑑定スキルで調べまくったらどうなるかはある程度分かっていたはずなのに……、
大して情報量もなかったくせに使いまくると頭パンクするとかどうなってんだよ!
それと……
「何が始まりの森だよ!」
そう。さっき気になってこの森のことを調べまくっていたら、
『原始の森』とかいう、ゲームじゃエンディング後に開放されるポジのワードが目に入ったのだ。
ハハハ、でも確かに始まりの森だな。ハハ
「笑えねー………」
………
「ほんとに」
そしてもう一つ
わかったことがあった。
俺が今所持するスキルの中で最強であろうと思っていた、エクストラスキル「勇者」は
───無茶苦茶弱い。
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