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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 勇者として召喚されたけど俺YOEEEな件 ( No.15 )
- 日時: 2020/03/22 08:29
- 名前: 自宅の防人 (ID: X1kgwzZ6)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
立ち上がってから、盾を装備し、くまのぬいぐるみは腰のロープ辺りに引っ掛けておく。
まだギリギリ見えるぐらいの暗さだし、本当に暗くなる前に食べ物を探さないと
と、その時だった
突然、強い殺気を感じ、一瞬にして背筋が凍った
恐らく、本能的に動いたのだろう
俺は、どうやったのかは知らないが、気の影に飛び込み
目の前から飛ばされてきた衝撃波のようなものを回避した。
(何だ?!??)
脳が全力で逃げろと言っている
本能がこのままでは死ぬと言っている
そして衝撃波が通った数秒後に、生えていた草木が遅れて倒れる
何か強烈に鋭利なもので引き裂かれたかのように切口が綺麗だった
(さっきの衝撃波か??なんつー威力してんだよ……ッ)
つーか今の俺の状態どうなってんだ!?
さっき思いっきり影に向かって飛び込んだよな?
まさかこれが光陰のカープの能力か?
どうやったかは後で調べるとして、今は本当に助かった……!
何せ、あのまま突っ立っていたら俺は後ろの草木と同じようにスライスされていただろう
考えただけでもゾっとする
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