ダーク・ファンタジー小説
- Re: 勇者として召喚されたけど俺YOEEEな件 ( No.4 )
- 日時: 2020/03/20 20:33
- 名前: 自宅の防人 (ID: X1kgwzZ6)
何語か分からないが、少女は何かを呟くと、何もない空間からホログラムのような板が現れた
スキル:「魔法使い」「格闘家」「銃士」「剣士」「二刀使い」「戦士」「槍士」「騎士」「盗賊」「暗殺者」「弓使い」「魔物使い」
ユニークスキル:「剣豪」「聖騎士」「暗黒騎士」「竜騎士」「魔道士」「魔法少女」「断罪者」「徘徊者」「守護者」
エクストラスキル:「勇者」「聖女」「憤怒」「強欲」「傲慢」「色欲」「怠惰」「暴食」「嫉妬」
お、おおおぉぉ!
キタよ!俺の異世界ライフキタよ!
「この中から、一番自分に合いそうなもの一つ選んでください!あ、質問が合ったらじゃんじゃん言ってください!」
「じゃあ、さっそく質問するけど、徘徊者ってのは何だ?」
横の断罪者ってのは何となく分かるが、徘徊者って何に特化した職業なんだ?
……魔法少女については絶対にツッコまない。
「えっとですね、徘徊者は主に尾行、追跡、対象の人物に対する情報が大まかにですが分かったりします」
「なるほど、徘徊者と。」
「あははは」
まんまじゃねーか!!
「ちなみにだが、スキルはこれで全部か?」
「いえ、普通の職業から派生してできるも職業もあるのですが、それも含めてしまうと一気に幅が広がり、何百という数になってしまうのです………」
まぁ、それは仕方がない。肝心なのはエクストラだ
「エクストラスキルの、あれ、いわゆる大罪シリーズは何か代償とかそういうのがあったりするのか?」
「はい。それぞれのスキルの形に沿って代償が決められており、その代わりに絶大な力を発揮します」
やはり代償スキルか……、怖いからなしっ!
となると、無難に安心安全の勇者なのか?
「勇者で」
すると、少女は困ったように「やっぱりかぁ」と呟いた
「いや、勇者自体を選ぶのは全然いいんですけど、その………」
「その?」
「あなたが行く異世界では、勇者や聖女という概念がないのです……」
「は?」
「長くなるのですが…………」