ダーク・ファンタジー小説
- Re: 勇者として召喚されたけど俺YOEEEな件 ( No.6 )
- 日時: 2020/03/20 20:35
- 名前: ・ス・ス・ス・スフ防・スl (ID: X1kgwzZ6)
武器
大剣:魔権ヘルギガント
剣:聖剣エクスカリバー
槍:魔槍ロンギヌス
斧:ガイラの斧
槌:魔槌アトラス
弓:アテネの弓
1/25
「う、うわ、全部チート臭するんだが」
「はい!その世界の、今は誰も使われていない世界最高峰の武器です!」
「下の1/25ってのは何だ?」
「ページです!よろしければ全て見ますか?」
「あ、いやいいです」
多い。
両手剣は……まず持てないだろうから無理
槍も……、昔ちゃんばらごっこでやったことあるけど嫌われたので無理
斧は……、両手剣同様に持てないだろうから無理
弓は……、無理
槌は……、斧同様に重そうだから無理
………
……
…
「エクスカリバーだな」
ほぼ一択だったな。
俺がムキムキマッチョだったら大剣も斧もいけたんだのだろうが、
ゲーマーでお外で遊ぶことなんてなかった俺は一般人より筋力は下である
「はい!では、次に防具ですね!」
「あぁ、ちょっと待ってくれ」
「はい、何でしょう!」
さっきみたいに1/25ページもあったら選ぶのに時間がかかる
ましてや、武器と違って防具は装飾品などが入ったりするから種類が多い
1つ1つ見て選んでれば日が暮れる。……真っ白なこの部屋には関係ないだろうけど。
「すまんが、俺にはそういった知識がない。今から言う特徴を捉えて似合った防具を探してきてくれないか?」
「全然いいですよ!こちらこそ、配慮足りなくてごめんなさい!」
天使のような笑顔で快諾してくれた。いや、たぶん本物の天使なんだろうけど、
……あぁ、ええ子やぁ
「まず、敵から隠れるのに特化していて、それでいてある程度防御性もある、身軽な防具」
さっきの武器からして、防具も相当チートなものが揃っているはずだ
これくらいの要望なら、できると思うのだが……
「わかりました!少々お待ちください!」
─────────
「光陰のケープはどうでしょう!」
少女が持ってきたのは特徴的な黒と白の色が使われた布だった
「光陰のケープ……、この光陰ってのは何だ」
すると少女は、待ってましたといわんばかりに眼鏡をくいっと上げ、
「こちらの商品、なんと光と同化することができます!」
「おおぉ!」
「さらに夜に限った話ではないですが、影に隠れることもできます!」
「おおぉ!」
「体温調節にもすぐれており、魔力を通して温度を調節することができます!」
「でも、お高いんでしょう??」
「えぇ、私、鍛治神ヘファイトス様に何とか交渉し、無償で貰うことになりました!」
「おおおおぉぉ!」
「今なら何と!特別に世界樹の盾も付いてくる!」
「買ったぁ!」