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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 堕ちた少女は全てを喰らい、支配する ( No.14 )
- 日時: 2021/09/11 22:56
- 名前: 雪見餅 (ID: 0LEStScZ)
「それじゃあ魔女様、探知発動してみて?」
「うん。じゃあ、『探知』……。これかな、一番近いのが色欲って奴かな。二番目が嫉妬。」
「色欲と嫉妬かぁ……。何とか出来そうな部類だよ魔女様!傲慢と憤怒が一番厄介だからね、良かった。」
体調はローデルのお陰でかなり直ぐに良くなって、七大罪探しが始まった。
一番近い色欲も嫉妬も何かの運が働いているのか、ロヴェリア王国の奴隷商に捕まっている様だ。
ロイズが転移魔法でロヴェリア王国内に転移して潜入する事が出来た。
「魔女様、ここみたいだね。練習した闇の力、今こそ見せ付ける時だよ!」
「うん!終闇炸裂!」
強力な闇魔法で闇の爆発を起こした。
手っ取り早く色欲と嫉妬を拉致し、ロヴェリア王国から出る。
「こんにちは、色欲と嫉妬の持ち主さん」
「私達のスキルを知ってるのね……。何か用があるの?」
「まぁ一応、このロヴェリア王国っていうクソ王国に対抗する為?まぁもっと強い国にも勝てるように強そうな人勧誘してるんだー。ねぇ、僕達に付いてくれないかな?」
嫉妬の持ち主が喋る。
それに対し、簡潔に要求を述べる。
「はぁ……。奴隷から解放して貰った事もあるし、私は良いよ。私を受け入れてくれる人達だもの。」
「私もこのスキルのせいで何処行っても虐げられたしね、良いわよ。何で私、色欲なんてスキル持ってるのかしら……。」
「あ、ありがとう御座います……。えーと、私は柊 希空。闇の力というスキル持ってて闇の魔女やってます……。仲良くしましょう…」
「僕はロイズ、魔女様の秘書で闇の従者ってのやってるんだ。これから宜しく!」
一応、色欲と嫉妬は仲間にする事が出来た。
充分な成果といえるだろう。
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