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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 魔法学校は絶対的階級社会 ( No.13 )
- 日時: 2020/12/11 16:29
- 名前: リリ (ID: OYJCn7rx)
私が頼んでもいないのに、医務室に連れて行こうとするって、
ホントに身勝手。
私はLクラスのナンバー2。ナンバー1は男の子だから、(御琳は女の子)
御琳っ子より私は上の階級なのよ。天罰を喰らわせてやらなくっちゃ。
恋雪は手から大きな光を絞り出す。
光を丸めて、もっと輝かせて、御琳に向かって飛ばす。
御琳は恋雪のつくった魔法をもろに受けて吹っ飛んでいった。
この世界が階級社会でホントに助かった。
階級社会は、上のものが下のものをいじめることなんて普通だもの。
みんなそれを普通だと思ってる。
だから、いじめられても苦しくない。
それが“日常”だから。それが“当たり前”だから。
御琳の取り巻きらしい娘たちが飛行魔法を使って御琳を探しに行く。
彼女たちも私を睨まなかった。
ダッテ、ワタシノホウガカイキュウウエダモノ。
時計が二時半をサシタ。
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