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第二章　絆
3.地獄
少しするとお兄さんは戻ってきた。

今冷やすからな。

不思議と親近感が湧く声だ。
どこかで聞いた気がする。
その途端ふと蘇った。
あの夢の続きを。

お兄さんについていくとそこには
地獄があった。
絵に描かれたみたいな地獄。
マグマが噴き出て、人々の顔は苦痛で歪み
SAN値を最低5は減らされる。
手を引くお兄さん。


行こうよ。同じ苦痛を味わうんだよ。


アハハハッ！


不気味な笑い声が響く。
僕の中で何かと重なった。
それは二斗の声だった。
続く

こんにちは。林奈です！
第二章の１話に誤字がありました。
秋を助けたのはあと少年ではなくお兄さん
です。
これからはお兄さんで統一します。
投稿遅れてすみません。
以上の事をお詫びします。
ちなみに夢の中と現実のお兄さんは
違う人です。
(今のところ逆光で顔が見えないので
わんちゃん同じ人説もありますよ！
違うかどうかはこれから決めます)