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ダーク・ファンタジー小説
- Re: リアルデスゲーム〜死の創作〜毎週火曜投稿(暇な時投稿)) ( No.12 )
- 日時: 2021/05/17 19:20
- 名前: 林奈 (ID: X6hSb0nX)
第二章 心奈目線
私が目を覚ますとそこは
灰色の壁、白い床、壁にモニターが一つだけついている部屋だった。
空と優もいた。
画面には子供の頃の秋がベットで寝ている姿が映っていた。
部屋に帰ってきたお兄さんが何かを話していた。
お兄さんと秋が話していると急に画面が変わった。
そこには秋の手を引っ張るお兄さんが映る
そして落ちてしまった。
どうしたらいいんだ?
どうすれば救える?
優が頭を抱える。
絆。私たちには絆がある。
そう呟いた。
絆
モニターに向かって喋れ!
今俺たちのできることはこれぐらいだ!
大丈夫だ。
俺らの絆があれば。
優の言ったことに根拠はない。
でもやるきゃない!
私は喋る。
思いつくままに。
しばらくの間、声を掛けると秋の体が消えていった。
どうしたんだ!
おい!
画面はまた暗闇が広まった。
第二章終了
第3章へ続く
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