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７．追加の記憶
そこに現れたのは...
優と空。そして、秋だった。
変わったんだ。過去が。

優へと歩き出す。

「あぶｎ...」

秋が叫ぶ。

振り返ると、向こうからナイフを持った研究者どもが走ってくる。
背筋に嫌な汗が流れる。

私は目を閉じてうずくまる。

デスゲームだ。いつかそんなことを聞いたな。
死ぬのか。
足音が近づく。

でも、いつまで経っても刺される感覚がない。
目を開けた。


みんな？そこには腹にナイフが刺さったままの優たちがいた。


そうだ。これは、私が忘れていた記憶なんだ。
私のせいでみんなが生死をさまよった。
私は信じたくなかった。

でも信じなきゃ。

意識が遠くなる。
あいつは何がしたいのかな。
でも案外良い奴だったりして。
現実世界に戻れるといいな。
私の体は消えていった。