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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 命が星を焦がす時(題名が定まりません…) ( No.8 )
- 日時: 2021/05/14 20:38
- 名前: 大根味噌煮(本日は2枚サービス) (ID: T3oqfZAk)
ポートリア学園、どんなところなんだろう。
ワクワクしながらリリーと歩く。
リリー「エリヤ、そろそろ到着するよ!」
エリヤ「え?本当?」
わたしはめっちゃめっっっっちゃワクワクした。
リリー「よし、ついた。ここがポートリア学園だよ。」
レンガで建てられた数階の建物。
レンガで敷き詰められた校門。
校門から学校までの道には石のレンガのようなものが敷き詰められていて、その側には綺麗な灯りが灯されている。
エリヤ「わわわあ… すごい…」
その美しい景観にとても驚いた。
正直に言うと、私はストリグル家なのに物心ついた頃からずっとホームレスとして生活してきたから。
「あら、リリー?…と、そっちのお隣さんは…」
リリー「あっ、リヴィア、おはよう!こっちの子は転校生のエリヤ、仲良くしてあげてね!」
エリヤ「あ、こ、こんにちは…」
なんだろう、凄い緊張する。
リヴィア「ああ、あなたが転校生のエリヤなのね。 私はリヴィア、よろしくね!」
なんだか優しそうな人で安心した。
リリー「?あれ、いつものホスとバルドーは?」
リヴィア「なんだか家庭の事情で今日は二人とも休むらしいわ。」
リリー「へえ、何かあったのかなあ…」
「おーい、リヴィア、リリー。」
リリー「おっ、」
リヴィア「この声は…」
バラル「よう、おはよう。そいつは?」
リリー「この子はエリヤ、転校生のね。」
バラル「………」
バラル「…ああ、よろしく。エリヤ。」
バラルは不安を感じているかのような声で返事をした。
まあ気にしないことにした。
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