ダーク・ファンタジー小説

Re: あの方の日記を読むときは悲しいときです。 ( No.1 )
日時: 2021/05/19 20:47
名前: ねむねむ  ◆ImDwVl1n2. (ID: HAhG.g1E)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

No,1 僕は生きてていいのかな


僕は生きてていいのかな。

他の人のいいところは簡単に見つかるのに

僕は良いところなんて一つもない。

サッカーは上手くないし、男らしくない。

優しい心も持っていない。

僕の存在意義は何?生きてて何か、意味はある?

たくさん、たくさん、考えて。

それでも僕は分からない。

僕って、何だろう。

人って、何だろう。

僕は自分のことが分からない。

本当の僕って何だろう。


自殺なんか、できるわけない。

だって怖いし。

優しくしてくれた人がいる。

その人のこと 思い出すと

絶対 絶対 死ねない。

まだ ありがとうも言ってない。

たくさん たくさん 愛してくれた。

頑張って 頑張って 産んでくれた。

その人たちを 裏切るの?

そんなの 絶対 できない。

だから僕は 死ねない。

僕は、おくびょうだ。

痛いの嫌い。苦しいの嫌い。怖いの嫌い。

だから死ねない。

それでも僕は 考える。

僕は生きてていいのかな。死んだほうが、いいのかな。



人は絶対 死んじゃいけない。

たとえ実感できなくても

きっと誰かに 愛されてる。

僕もきっと 愛されてる。

優しくしてくれる人だけじゃない。

陰で見守ってくれてる人もいる。

僕はその人たちに 「ありがとう」 と言ってない。

言葉だけじゃ だめなんだ。

生き抜かなければ いけないんだ。

苦しくても 怖くても 難しくても。

今まで人は 戦ってきた。

乗り越えてきた。努力してきた。

だから今がある。僕がいる。

どんなに困難なことでも 僕は生きて、そして立ち向かって 乗り越えて。

そうやって 生き抜いていくんだ。

生きることから。

立ち向かうことから。

僕は絶対 逃げたりしない。

僕にとってそれは

こんな僕、しょうもない僕を愛してくれる人への

精一杯の


「ありがとう」


なんだ。