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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 本の世界のワンダーランド【序章】 ( No.22 )
- 日時: 2022/01/23 09:34
- 名前: ねむねむ (ID: lmEZUI7z)
「歌の魔法…?あ、ワンダーメロディーって歌の恩恵が込められたんだよね。じゃあ歌の魔法があってもおかしくないか」
「アリスちゃんが思う、綺麗な音色をイメージしてみて」
「うん、わかった」
(私が思う…綺麗な音色は、緑色の宝石で聞いた綺麗な音色、ハープと綺麗な声色が優しく混ざっている…)
耳の中に微かに残っている美しく綺麗な音色を思い出しながら自分なりにイメージしてみた。すると…緑がかっているオーロラみたいなオーラが出てきた。
「これが…歌属性のオーラ?」
「すごい!ここまでの圧倒的なオーラは中々見ないよ!じゃあアリスちゃんは歌の魔法と風の魔法をこの三日間で鍛えよう!」
「うん!出来る限りのことは尽くすよ!」
そこから私とテラの訓練が始まった___
初めは戸惑ったが、3日目が始まる頃には簡単な魔法を使えるようになった
私が使える魔法は
【風の魔法】 攻撃〜守備
【歌の魔法】 特性能力を発動→攻撃〜守備、精神
【物理上昇魔法】 物理的攻撃の威力や耐久性をUPさせる
【火の魔法】 軽い攻撃
【水の魔法】 治癒、軽い守備
元々は風の魔法と歌の魔法だけを訓練する予定だったが、他3つも鍛えてバランスをつけることになった。 物理上昇魔法のお陰で近接戦でもある程度は戦えるようになり、剣を使った訓練も今日の1日でやり切る。筋肉痛で痛めた手足を水の魔法の治癒で抑え、私は訓練場に向かった。
「うん、風と歌、物理の魔法はある程度完成しているね。火と水の魔法はサブ魔法として未完成なままでいいよ。今日教えたいのは、剣術と風の魔法と歌の魔法のオーラ技術だね。じゃ早速始めよう!」
「うん」
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