ダーク・ファンタジー小説

Re: 転生魔王は善行を積む 4 ( No.3 )
日時: 2022/03/22 02:24
名前: かまめしきり (ID: p/lGLuZQ)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

肆話 転生魔王はバレちゃった(っててぇてぇなー)

「いい加減離れてほしいのだ」
「別に良いじゃん。減るもんじゃないんだし。」
離れる様子もなく背中にくっついている。いい加減離れてほしい。
「離せ!!!」
つい力強く怒鳴ってしまった。
「ひどい」
泣き出してしまった。(嘘泣き)
「違うのだ。今のは嘘なのだ。泣かないでほしいのだ。」
半分ウソで半分ホントだ。もっと言うなら半分本心で半分本心だ。
なんか今同じことを言っていたような...
「見えたぞ。入り口だ」
耳元で囁かれた。
「ヒャッ」
つい変な声を出してしまった。ヤバいやつと思われなかっただろうか。反省反省。
一方エレナは
(かっ可愛い、ヤベー鼻血出そう。)
「・・・(ドン引き)」
「なんだよ」
外に出ると広大な大地が広がっていて、ついさっきまで洞窟だったのが信じられないくらい美しい景色だった。
「美しい景色だな。ところでここは何処なんのだ?」
「え、こっから入ってきたんじゃないの?」
言葉を濁していると、
「もしかして君って転生者?」
「ヒャッ」
心と体の両方への攻撃にまた変な声が出てしまった。
一方エレナは
(省略)
「で?転生者なの?」
嘘は良くないと思いホントのことを話した(元魔王だということ以外)
「うぅ...」
泣いてしまった。隠していたことなのか?それとも元男だから?
「`い`い`ば`な`し`だ`ね`」
泣きすぎーー
「泣かないでほしいのだ。この世界にきたばかりだから色々教えてほしいのだ。」
「いいよ。その代わり...」
もっと君のこと教えてほしいとはにかみながら言ってきた。案外人助けは楽しいかもしれない.........そう思った。
「いいぞぉ。その代わりそっちが初めに話すのだ。」
私も君のことが知りたいのだ
ちょっと照れくさそうに言う美少女を見つめながらエレナはこう思った。
(百合とか最高かよ。てぇてぇなー。)

あとがき
TSF百合最高!!!
主人公の名前を募集中です。
私のプロフィールから感想や誤字脱字を受け付けているところに行けるのでそこに書いて下さい。良い案があれば採用します。2022年3月19日まで。