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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 天からの贈り物 ( No.33 )
- 日時: 2022/10/30 19:04
- 名前: れいむ (ID: lZW180hm)
私の名前は雷葉、魔法使い家の一人娘。ずっと呼びかける。
お母様お母様。。お父様お父様。。ライト.........ナイト.........月代(つきしろ)...
その声は届かない
木が茂り日がさしている、そんな暑い夏の中。たった何ページにも過ぎない。そんな物語
キンコンカンコンキンコンカンコン
鐘が鳴ると同時に生徒が騒ぎ始めた。雷葉は自分の席に座り窓を眺め。ぼんやりしていると後ろから呼びかけられた。
月代「雷葉一!」
雷葉「どした?」
たったこの3文字。そのせいで私の運命は変わってしまった
学校なんて単純なもので。勉強してご飯を食べてぼーっとしていればいい。なんて単純なんだろう
そう思いながら私は家に帰ろうと廊下へ足を踏み出す
月代「雷葉、一緒に帰れる?」
雷葉「え…?(驚いて数秒の間固まりまぶたを閉じまたまぶたを開けた)私なんかでいいの?」
昔から帰りに誘われたことなんてない。私なんかにかまってくれる人はいない
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