ダーク・ファンタジー小説
- 序章 ① ( No.2 )
- 日時: 2022/09/11 15:26
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
「判決。被告人は、有罪」
…嘘でしょ
負けたんだ。でも、そりゃそうだよね。
どうせ、裁判なんて、検察官はお金を出せばすぐに判決を左右できるんだから。
弁護士も、頑張ってくれたけど‥検察官のお金による判決は許されないわ。
「この判決により、被告人・神田ほむらは『死刑』に処す。判決に意見がある場合は、15日以内に報告書を出すように」
そうして、裁判が終わった。死刑だって‥怖すぎるよ。
本当は、私は無罪なんだよ……?
- 序章 ② ( No.3 )
- 日時: 2022/09/11 17:16
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
本当は、私は無罪なんだよ‥‥?
罪を擦り付けられたんだよ‥‥?
それでも、死刑にするんだね。
「悔しい」
そんな一言しか口にできない。
ある男性に、罪を擦り付けられただけなのに。
私は無罪。あの男性が有罪。
これが、本当の判決。
裁判官に言ってほしいのはこの言葉。
「判決。被告人は、無罪」
ただ、それだけを口にすれば、私は救われて、悲しい思いを‥‥‥
悔しい思いをすることはないんだから。
いつか、この未来を絶対変えてみる
- Re: 死んでも罪は償うべきか ( No.4 )
- 日時: 2022/09/13 17:07
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第一話「第一回目の転生①」
くっ‥‥私は今から、死刑になるのね。
「最後に言い残すことはあるか?」
そう、処刑人に言われる。
勿論、言い残すことはあるわ‥!
「‥‥‥私は、この世に生まれてきて‥‥ダメだったんでしょうか?」
そう、言った瞬間‥‥
『死んだ』
私は、首を切り落とされて死んでしまった。
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「アレ‥‥生きて…る?」
死んだと思ったら、なんと‥レンガ街にいた。
「ゆらりと、心入れ替えて。そして生き抜く。」
「わっ!?」
急に、後ろから声がした。
「誰ですか‥?」
「こんばんは。私は占い師の希実枝‥」
占い師の希実枝さん。とっても美人でクールそう‥
「姉さん。何してるんですか?失礼しました。僕は弟の坂本優です。」
「あっ、私は神田ほむらです。」
「ほむらさん。あなたはあの希実枝姉さんの言った事の意味は分かりますか?」
今、わからないことを急に聞いてきた優君。
「わかるはずないわ。というか、私はもっとわからないことがあるの。」
「アナタ‥死んだ?」
とてつもなくド直球に聴いてくる希実枝さん。
でも、本当に私は死んだ‥
「死にました。ですが、今生きてる‥」
「転生者」
その5文字の言葉が口から出る。
「転生者‥‥?」
意味の分からない言葉が、私の耳を通り越す。
いつでも、コメントでの感想にアドバイスまってます(●´ω`●)
- Re: 死んでも罪は償うべきか ( No.5 )
- 日時: 2022/09/18 11:17
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
「第一回目の転生②」
「そう。転生者‥‥」
「転生者って、どういうことですか!?教えてください!」
そうして、私は希実枝さんの意味深な言葉を解読しながら状況を理解していった。
「まず‥アナタは死んだ。そして昔の自分や別の物体になることを転生という‥‥」
「なるほど‥それで昔の自分になった‥と?」
「この風景に見覚えがある限り」
転生のことは分かった。だけど、私はココから何をすればいいのかが分からない。
「あの…そこで何してるんですか?」
「少しだけ、話を聞いちゃったんですけど」
いきなり、後ろから男の子と女の子が現れた。
「優君、この子たちのこと知ってる?」
「いえ、僕は知りません。キミたちは誰だい?」
そう、優君が聞くと
「私はクレア。13歳です」
「僕はライトです。同じく13歳」
「そう。私はほむら」
「運命導きし光あり」
「えっ‥‥?」
「その2人‥アナタの運命を導く。」
「ど、どういうことですか‥?」
「私のことを思ったら、いつでも会えるわよ!」
暗いイメージとは裏腹に、笑顔でどこかに行ってしまった。
- Re: 死んでも罪は償うべきか ( No.6 )
- 日時: 2022/09/22 16:17
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第2話「2人と共に」
「‥あ、いっちゃった。」
私は、ほむら。13歳のクレアとライトの2人と、警察官の優君と一緒に私に罪を擦り付けた犯人を捜すことにしたの。
「ほむら姉さん。わたし達はなんでも言うこと聞く!だから、協力させて?」
「そうだよ、ほむら姉さん。優兄さんだっているんだから!」
一度、私は2人が協力したいってのをまだ子供だし幼いから。って理由で拒否権を渡した‥
だけど、こんなにヤル気があるんだ。可能権を出してもいいかな。
「ありがとう、2人とも‥!じゃあ、一緒に頑張ろ?」
「やったぁ!ありがとう、ほむら姉さん」
「クレアと僕で頑張る!」
ふふ‥これで2人も人材を雇えたわ。
「優君、今から犯人調査に向かうんだから、警察官として色々と調べてくれる?」
「分かりました。では‥今から別行動ですね。僕は本部に戻って色々調べます。ほむらさんは、ココに隠れておいてください。」
「分かったわ。クレア、ライト。一緒に居てね」
「もちろんだよ。ほむら姉さん!」
「僕たち、一生傍にいるからね!」
- Re: 死んでも罪は償うべきか ( No.7 )
- 日時: 2023/02/03 21:08
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第3話「また死が」
(短いです)
「えっ……?」
「ゴメン。ほまれ姉さん。」
「私たちもホントはこんなことしたくないんだ。」
隠れて10分後。
ライトとクレアが私を銃殺した。
「だ、れかに唆された‥の、?」
「凄いね。気づくなんて」
「でも、罪は償ってくれないとって言ってたよ?」
「自分でもそうじゃないの?」
「……!?」
訳が分からない。
この2人の言いたいことってなんなの?
お久しぶりです。
コメント〇です。
回覧ありがとうございます。
- Re: 死んでも罪は償うべきか ( No.8 )
- 日時: 2023/02/13 22:56
- 名前: 時雨 (ID: .LvfpM8c)
ううううう、撃たれただと!?
今後の展開が楽しみです!
- Re: 死んでも罪は償うべきか ( No.9 )
- 日時: 2023/02/14 16:00
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
時雨様!!!
コメント、回覧本当にありがとうございます。
久し振りにこの作品投稿して……それがめっちゃ短かったんですけどね(汗)
大体は決まってるんですがちょっと考え中です。
コメントマジでありがたいです。