ダーク・ファンタジー小説

序章 ② ( No.3 )
日時: 2022/09/11 17:16
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

本当は、私は無罪なんだよ‥‥?

罪を擦り付けられたんだよ‥‥?


それでも、死刑にするんだね。

「悔しい」

そんな一言しか口にできない。
ある男性に、罪を擦り付けられただけなのに。
私は無罪。あの男性が有罪。

これが、本当の判決。

裁判官に言ってほしいのはこの言葉。

「判決。被告人は、無罪」

ただ、それだけを口にすれば、私は救われて、悲しい思いを‥‥‥
悔しい思いをすることはないんだから。


いつか、この未来を絶対変えてみる