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ダーク・ファンタジー小説
- Re: Modern新選組 「友達との会話って...」 ( No.2 )
- 日時: 2023/01/23 17:36
- 名前: hikaru0221 (ID: xFdKC5ra)
「被害者の肉倉さん。来ましたよ?事情聴取、するんでしょ?なんで鑑識の僕がこんなことしなきゃならんのか...」
山崎くんがブツブツと愚痴を言います。
本当に申し訳ないですね。
とりあえず私は土方くんにメールを送ります。
するとすぐに既読が付きました。
『分かりました。すぐ行きます』
土方くんは仕事が早いタイプですね。心強い相棒を持ちました。
〜
「お待たせしました。刑事の沖田です」
「同じく土方です」
私は土方くんと合流し、被害者のもとに向かいました。
「はじめまして。肉倉モミジと言います」
【肉倉モミジ】ししくらもみじ・年齢︰25歳・職業:大学院生
「それで、どうしたんですか?」
「実は、最近友達との会話が弾まないんです」
「そうですか。私もそういう経験あります」
「共通の趣味の話なんかをしたらどうです?」
土方くんが言います。それは一理あります。
「するんですけど...やっぱり弾まないんですよね」
なんででしょう。これはそのお友達さんについて知ることがありそうです。
「お友だちさんと話す時、お友達さんはどんな様子なんです?」
モミジさんがハッ、と顔を上げます。なにか気づいたようです。
「そう言えば、なんか興味なさそうです。一生懸命話そうとすればするほど、そんな態度なんです。――刑事さん!お願いします」
そう言ってモミジさんは頭を下げました。
「分かりました。私達に任せて下さい」
〜
「刑事さん、ありがとうございます。友達と以前と同じような会話をすることができるようになりました!」
そう言って、モミジさんは警察署を去っていきます。――お友達さんと一緒に。
これにて一件落着〜 ε-(´∀`*)ホッ
〜
次回は解説編じゃぁぁぁああ!!!
to be continued (`・ω・´)ゞビシッ
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