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ダーク・ファンタジー小説
- リベンジ ( No.56 )
- 日時: 2023/07/08 22:52
- 名前: ミートスパゲティ (ID: LQINEF0U)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「なるほどねぇ…」
再び倉庫に戻った俺達はレオに先程までのことを話しているが全く真面目に聞いている様子がない。
「で?兵と武器を貸してほしいと。」
「そうだ。」
そう宗四郎が返事をする。
先程は逃げるのに必死で数えてはいなかったが今思い出すとざっと100人ほどはいただろう。
関西連合も一応地方連合なので兵や武器はある程度ある。
「それなら全然…」
「俺らも行こう。」
レオが言いかけているところを綾也がさえぎる。
「綾也それは…」
レオがそう止める。
「そうだよ。俺たちだけでも…」
「いや、行く。」
綾也は一歩も引くつもりはないようだ。
「そんなに言うなら…」
俺は綾也の圧に負けてしまい許可を出してしまう。
「じゃあ早速今から行こうぜ!」
そう淳平が元気よく言う。
綾也は一人テキパキ用意していた。
「何であんなに…。」
「あいつブラコンなんだよ。」
俺の問いかけにレオが応える。
「あー…」
俺はなんとも言えない感情で包まれる。
流石に過保護なのではないかと思いながらもあえて口にはせず、先に行っている綾也達を追いかけた。
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