ダーク・ファンタジー小説

第一話(その3) ( No.7 )
日時: 2023/04/06 15:30
名前: 味海 (ID: qWWiRdBA)









ガシャンガシャンガシャンガシャン…
音を立てながら軍服の人たちは銃を構える。
その様子はさながら歴史てみた織田信長の長篠の戦であった。
この人たちは一体何なんだろうか?
というかビットはどこへ?
軍服のうちの一人が音を立てて銃を発砲させる。
バシュッ!
僕に当たるギリギリで弾が落ちる。
危ない、少しでも離れない―――――
ババババババババババ…
僕「ウガァァ!」
僕の体に鉛玉が入り込み、体中から血があふれ出す。
やばい、死ぬ
生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい
生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きた
い生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい
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死にたく
ない
軍服「うん?」
軍服「ぎゃあぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
軍服「なんだ!?なんだ!?なんだ!?」
場は阿鼻叫喚だ。
??「ふぅ、ご飯を呼びに来てみればなんだよこれは…はぁ…」
気づいたら、何故か軍服の人たちは皆倒れて、その上にはビットが立っていた。
僕「ビット…さ…ん?」
ビット「おう!小僧!」
僕「この…人…たち…は?」
ビット「え?わかってないのか?シルディア王国のスパイだよ」
僕「シル…ディア…ですか?」
ビット「うん」
僕「どこ…で…す…k―――――」
そこでまた僕は意識が途切れた。
そして…案の定、僕はまたあのベッドで寝ていた。
「お!起きたか!」
そういいながらビットが僕の顔を覗く。
ビット「いやーごめんごめんお前がすごい銃弾を撃たれているの忘れてたわ!」
頭をポリポリ搔きながら、ビットはそういう。
ビット「えーと…今更ながら大丈夫か?」
僕「ダメです…」
僕の体中に穴が開いているんだ、そんな一日二日で治る物ではない。
というか、よくあの状態で僕は助かったな。
血が出すぎていたし、心臓とかに当たっていてもおかしくないのに。
ビット「だよな…もうちょっと早く僕が来ていれば良かったのに…ごめん」
ビットはバツが悪そうな顔で謝ってきた。
全くビットは悪くないのに。
僕「いえ、僕が弱かったのが一番の問題ですので、そこまで気にしないでください、僕は助かってますし」
ビット「そ、そうか…」
ドンドンドンドン!
この部屋の扉をたたく音が聞こえた次の瞬間
バン!
っという音とともにさっきの軍服姿の人たちが入ってきたのだ。
僕「うわぁ!」
僕が驚いているのをよそにビットはそいつらの一人に足蹴りを食らわせた。
ゴン!
と鈍い音がし、蹴られたやつの首の骨が曲がっているのが見えた。
そしてあっという間にビットはそいつらをとらえて、
ビット「お前らもコイツのようになりたいか?」
首の曲がった軍服の髪を引っ張りそいつらに見せつけた。
軍服「ヒッ……………」
ビット「さぁシルディアの誰によってここへ仕向けられた?言え、さもなくばここでお前らを殺す」
しかし軍服は首を横に振るばかり、それほどの決意があるのかはたまた…
ビット「…そうか、じゃあ死ね」
軍服「いや!、ちが――」
グシャ!
ビットがそういったとともに軍服たち全員の首が飛ぶ。
軍服の首は全員苦しそうな顔をしていた。
ビット「ふぅ…大丈夫か?」
僕はその首と目が合ってしまい、気持ち悪さが続く。
あの時の事を思い出す。
僕「ウッ!うぉえ!う、うぉうぇ」
思わず吐いてしまった。
僕のベッドにこびりついた血と自分の吐しゃ物が混ざり合い、一つの物体として色を黒く変える。
ビット「…うん?」
ドタドタドタドタ…
ビット「…はぁ…ダメだねここにいちゃ、もう援軍が来たみたいだし」
そう言うとビットは僕の方へきて、僕を片手で持ち上げそのまま壁を破壊した。
ビット「とにかく君の事は気に入っているから、絶対守ってみせるよ!」








第一話(その3) 軍服の正体とビット






次回へ続く…