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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 地獄っ子「第2話.紅華の愚痴」 ( No.2 )
- 日時: 2023/05/29 16:06
- 名前: 雛菜 (ID: nqmFaenw)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「ふぅ、書き終わったー」
机にたたきつけたシャーペンは、「ターン」と音を鳴らして手元に転がってきた。
「むっ!?シャーペン君、私にまだ書けと言っておるのか!?」
今、気分が悪い。
よく分からんやつから手紙が来て……そこまではまぁ、百歩譲っていいとしよう。その、書かなきゃいけない内容が、許せない!
「何ですか!?この、定期テストみたいな項目の数々は!?」
この手紙の書き主は、シャーペン君だ。そう思うことにした。
シャーペン君は、悪くないけどね♡
だから、大声で怒鳴ったのだ。
「ふぅー」
この嫌なテスト気分から解放されるように、深呼吸をする。意外とこれが一番落ち着くのだ。
次は、冷静になってこの手紙と向き合ってみる。カエルとか、666年に一度とか、何度見ても変な手紙だ。
「んーっと、待ち合わせ場所は……遺餌血下交差点?なんだそれ?」
どう考えても、そんな名前の交差点はない。あったか……?
「いやいやいや……」
私は何をまじめに考えてるんだ!
しかし、私の足は思ったように動かなかった。スマホを片手に外へ出る。
そして、家の近くの交差点へ。「いえ」の「ちか」くの、交差点。
遺餌血下交差点……いえちか交差点に向かう。
❲雛菜の挨拶❳
Nice to meet you!
雛菜です!
更新遅れてすみませんm(_ _)m
1話の鏡花の挨拶、プレッシャーだなぁ、、、
でも頑張ります!
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