ダーク・ファンタジー小説
- Re: 異世界でカレーは無双する ( No.14 )
- 日時: 2023/09/30 15:00
- 名前: ん。 (ID: oYJ2fVYh)
第十一話 カレーライス、冒険者になるってよ
様々な視線を浴びさせられながら
冒険者ギルドに入るとすぐ大きな体の男性が声をかけてきた。
「おいそこの若えの!」
「はい?」
「冒険者になるのか?」
「はい」
「そうか、それならあそこにある受付の嬢ちゃんに
新規登録しにきましたって言うと良い」
「ありがとうございます。」
「どうって事ねえよ!」
優しい男性は席へ戻りパーティーらしき人たちと話をしていた。
受付はどこが空いているのかな、、
あそこか!
でも不自然に空いている様な?
「すみません!新規登録しにきました!」
(あの嬢ちゃんのとこに人が行ったぞ!)
(あのシニィか!?)(マジかよ!)
「はい!少しお待ち下さい」
ん?なんか話していたような?
受付がお待ち下さいと言う事3分後
「すみません!迷子になってました!」
「あ、はい、、、」
「この紙に名前、スキル、年齢などを書き込んで下さい!」
「あのこれってクエストじゃないですか?」
「え?、、、、あれ?クエストだぁあああ!?」
また奥に行く事数分後
「今度はちゃんと、、、」
「白紙ですよ?」
「えぇ!?」
(数十回繰り返し)
「はぁ、、、はぁ、、、持って、、、きました、、、はぁ」
「あ、多分合ってますね」
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ライカ・レス
19歳
スキル
豪運、俊足、人化、パルクール、瞬間移動
走り書き、etc...
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「スキルめっちゃ多いですね!?」
「はい」
「はいって、、、、まぁあとは実戦形式のテストが
あるので頑張ってください!」
「どこに行けば良いんですか?」
「あちらにあるドアを開きこの紙を渡すと出来ますので」
「はい、ありがとうございます」
バタン!
「すみません!新規登録しにきました!」
「あ、はい?」
「え?実戦形式のテストがあるんじゃ?」
「あ、それは昇格試験の時のみなので、、、」
「え?でも受付にいたえーと、、、、」
「シニィ・エルデです!」
「いつの間に!?」
「間違えたので教えにきました!」
「えぇ?とりあえず登録完了ですか?」
「はい!」
「良かったぁ」
「(え?私なにすれば良いの、、?)」