何度も体をひねると、座すわりが悪いのか自分から右手側に退のいた。 しかし、道に対して平行へいこうにひび割われて陰性植物いんせいしょくぶつが顔をのぞかせたアスファストにしっかりと踏ん張って、私の体の側面そくめんへかちあげた。 かわそうとするも、体を起こす時間じかんなどなく、牙きばは肩甲骨けんこうこつと脇わきの間に突き刺さった。 [自然に還かえる]へ Next>>8