ダーク・ファンタジー小説

星に願いと忠誠を 30話 ( No.65 )
日時: 2024/01/17 18:45
名前: シュン (ID: evp0hpRa)
参照: https://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

[8月1日/7:00/2階Gエリア]

夜奈「あっちの方、騒がしくない?」
キズナ「うん、、、なんだろう」

ガチャ

?「うわああああああ!?」
ダイ「うぎゃあああああああ!?」
マァム「えっ何ぃぃぃ!?」
ロック「うるせえええええ!!」

夜奈「3人とも!!」
キズナ「部屋隣だったんだね」
ダイ「急にドア開いたから焦った、、、」
マァム「ビビり過ぎよ」
ロック「はぁ、、、」
夜奈「そういえば、貴方は?」
?「私はティナ・クラウザーと申します。一応ダイやマァム、ロックとは顔見知りよ」
夜奈「なるほど。つまり仲間だね!!」
ティナ「貴方達は?」
夜奈「あぁ!!ごめんなさい。私、星月夜奈です。」
キズナ「私はキズナ。」
ティナ「よろしくね。」
夜奈「ティナさん、その、、、ふわふわしてる、、、黄色い、、、黒い、、、ねずみ?」
ティナ「その子はピカチュウ。レナさんから前もって同行を許してくれたポケモンなの。」
夜奈「、、、(幻獣的な感じかな??)」


30話狙い続ける射手者キューピット


テクテク

ティナ「核が弱まって来てるわ。多分あと一つなんじゃないかしら」

ダッダッダッ

ティナ「ひとつの魔力が迫ってきてる。」
夜奈「戦闘、、、だね」

ダッ

カキーン!!

翔「翔くん参上☆」
?「貴様、、、邪魔をするな!」
翔「、、、ならええわ引いとこ」

スタスタ

ティナ「ちょ、ちょっと隊長!」
翔「いやこいつ弱いし殺せるやん。じゃあな〜」

ザッ

ティナ「全く、自由奔放だなぁ」
ダイ「、、、」

ダッ

ガキン!!
ドカーン!!

?「かなりの手馴れとお見受けする。俺の名はファイ・ルリーグ」
ティナ「紅月幹部ね。このまま引けば痛い目には遭わせないけれど?」
ファイ「そりゃあ怖い。痛い目に遭ってみたいものだ」
ティナ「ピカチュウ!!電撃!!」
ピカチュウ「ピカ!!」

ドカーン!!

ファイ「雷か。面倒くさいものを」
ティナ「躱した、、、か」
夜奈「キズナ!!攻めるよ!」

ダッ

ドカーン!!
ガキン!!ギリリ、、、ドン!!

ファイ「、、、なんだ?こんなものか?」

案外硬いな、、、剣が通らないんだけど。

ファイ「あの隊長は見誤ったな。」
ダイ「これ、、、」
ロック「俺が行く。」

ダッ

魔法陣が展開される。
ファイの攻撃は通らない。
不思議に思ったロックは頭を回転させ
速急に後ろに飛ぶ。

ダッ!!

ガキン!!

鏡子「はいストップね?」

3秒にも満たない時間で状況が一変する。

ファイ「ッ、、、!?」
鏡子「翔もこの程度の雑魚サボらないでよ、、、全く。
このお姉さんは毎回皆の尻拭いをねぇ、、、ほんっとやんなっちゃうわ。」
ファイ「誰だ!!」
鏡子「射手鏡子。」
ファイ「、、、!!」

くるっと鏡子が振り向く。

鏡子「あ、、、戦ってた感じ?ごめんごめ〜ん、、、」

鏡子は魔法陣を引っ込めると端の方にはけた。

ファイ「、、、チッ、、、」



夜奈「作戦通りでお願い」
キズナ「上手くいくの?」
ダイ「このままやられるよりマシだからね」

3人「おりゃああ!!」

ガキンッ!!
ドン!!バキュン!!

ファイ「3人で来たか、、、だが甘い!!」

ドン!!

夜奈「[マーズシャイン]」

ピュンピュン!!

ドカーン!!
ガキン!

ファイ「もういい、終わらせてやる!」

ティナ「その隙を待ってた!!」
ファイ「ッ!?」
ティナ「ピカチュウ!!10万ボルト!!」

ピッシャアアアン!!

ファイ「ば、、、馬鹿なっ」






鏡子「お見事〜!!」
ティナ「助けて下さいよ、、、もうボロボロですよ、、、」
鏡子「貴方隊長補佐でしょ〜?」
ティナ「!?敵が鏡子隊長の背後から!!」
鏡子「ええ。知ってるわ」

スッ

彼女は魔力で満たされた光り輝く弓を取り出すと、
矢を3本持ち、放つ

ドスッドスッドスッ

鏡子「[射手式サジタリアス三段トリプル光矢ショット]」

バタッバタッバタッ

鏡子「あぁ、、、1発でいけたのだけれど若干心臓部からズレてしまったわ、、、」

そっか。
隊長って強いんだ(?)

ティナ「鏡子隊長。あとひとつの核の場所、分かりますか?」
鏡子「ここの最奥ね。」
ティナ「それってあの、、、明らかにやばそうなオーラが漂ってるあこの扉の先じゃ、、、さすがにないですよね?」
鏡子「あこの扉の先よ☆」

一同「、、、オーマイガー」