ダーク・ファンタジー小説
- 星に願いと忠誠を 34話 ( No.76 )
- 日時: 2024/03/24 22:40
- 名前: シュン (ID: evp0hpRa)
星に願いと忠誠を 34話
ーーーーーーーーーー零視点ーーーーーーーーーー
零「、、、」
コツコツ
今日は隊長会議の日だ。
その裏で副隊長会議という心底面倒くさい会議がある。
ガチャ
零「もう全員揃ってるのか?」
「いいや?まだ嬉しいことに全員揃ってなくてなぁ」
快羅「マジでアイツら自由すぎる、、、なんで会議3分前に12人中5人しかいねえんだよ、、、」
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牡羊座部隊副隊長
[麒麟] 麒麟快羅
役職:副隊長副代表、副隊長会議司会、本部副代表
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零「どんまい(笑)」
快羅「マジで後で覚えとけよお前、、、」
「まあまあ良いんじゃない?全員強いんだしさ〜、、、」
快羅「そういう問題じゃねえわ海月」
海月「ははw」
イネン「でもやっぱり早く来るメンバーは決まってるっすね、、、w」
海音「もう、、、」
ガチャ
「ごめんなさぁーい遅れちゃったわ」
零「ゲッ、、、めんどくせえのが来た、、、」
イネン「おはようございます。納さん」
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獅子座部隊副隊長
[鷲]空鷲 納
役職:隊長護衛副代表
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納「みんな酷いわよ?私可愛いのに」
海月「あっ納っち〜」
納「あっ海月たんおはよう!」
海音「まあ本人達がああならいいじゃないですか。ね?」
零「ま、まあな」
快羅「ああ。」
ガチャ
有紗「おはよう皆。」
ヴァル「Hey✧皆元気そうで何より」
イマリ「相変わらず騒がしいなお前ら、、、はぁ」
有紗「あと来てないのはぁ〜、、、リアム君と〜瑠璃と〜涼太かなぁ??」
ガチャ
「失礼します。」
「ッチ、、、なんで俺が、、、」
「ちょっとリアム。そういうの言わない。」
涼太「おはようございます。良き朝ですね。」
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双子座部隊副隊長
[盾] 白盾 涼太
役職:副隊長取締、後輩教育副代表
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リアム「俺は早く終わらせて苑様に会いに行かないといけねえのに、、、」
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蟹座部隊副隊長
[一角獣] 一角獣 リアム
役職:政治部隊副代表
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瑠璃「はぁ、、、みんな自由すぎて困るよぉ、、、」
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射手座部隊副隊長
[鯨] 笹鯨 瑠璃
役職:星座部隊牢獄管理副代表
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快羅「さて、これで全員か??」
零「ああ。全員だ」
海月「じゃあ会議を始めよう。今は時間も惜しい。」
34話 副隊長会議
快羅「今回の議題は[星座部隊への襲撃]の件だ。意見があるものは挙手を。」
リアム「ん」
快羅「リアムか。意見を」
リアム「最近襲撃が多すぎる。まず警戒がガバガバだ。星座部隊本部護衛は誰だったかなぁ〜??」
ヴァル「俺にケンカを売っているのか??」
リアム「いいや?お前がまともに仕事をしてくれりゃあ俺も言うことはねぇんだが、、、」ニヤ
海音「そこまでにしときなリアム。会議室で大喧嘩が起きるのはもうごめんだよ。前だって君が発端でしょ」
リアム「お前だって他人事じゃねえだろ?」
イマリ「お前ら、意見があるなら手を上げろと毎回毎回快羅が言っているだろう。
まさか司会の話もまともに聞き入れられないバカしかここにはいないのか??」
有紗「ねえ皆ピリピリしすぎだよ。最近襲撃が多くてあたふたしてるのはわかるけどさ」
イネン「一旦皆さん静かにしないっすか?話はそれからっす」
・・・。
快羅「最初から静かにできるのならそうして欲しいがな、、、まあいい。
リアム、全部が全部ヴァルのせいでは無いのだから一旦落ち着け。有紗、イネン、助かった」
有紗「いーってことよ☆」
イネン「」ペコ
快羅「改めて、意見のあるものは??、、、涼太。」
涼太「はい。私が今思っているのは星月 夜奈についてです。」
空気がひりつく。
涼太「その星月夜奈、夜美の実の妹であり元No.2なんだそうじゃないですか。
そんな敵、ここに置いておいても良いのですか??」
イマリ「それは安全の確認が出来た。もう関係ない話だ」
リアム「関係無くはねえよなぁ」
海音「彼女は記憶が無いのですよ!?昔とは性格自体違います。」
涼太「"それ"が演技だとしたら?」
海音「ッ!?」
涼太「もしかしたら我らを内側から壊そうとしているスパイかもしれません。そうなれば取り返しのつかない事になります。
そうなる前に、、、」
零「涼太。それ以上は俺が許さん」
涼太「、、、ッ、、、!?」
零「流星様もお認めになられている。後は今日の隊長会議で過半数の賛成が取れればお前も文句はないだろう?」
涼太「はは、、、貴方もですか、、、」
零「なんだ?」
涼太「いえ。もういいです。貴方だけは敵に回したくない」
海月「ふふ、怖らがれてるね零」
瑠璃「、、、」
副隊長会議はまだ終わらない。
ザッ、、、ザッ、、、ザッ、、、ザッ、、、
「ちと無理しすぎたかねぇ、、、」
ザッ、、、
「じゃあな紅月。俺はまったり裏で暮らすよ」
ザッ、、、ザッ、、、ザッ、、、ザッ、、、
「■■■■か、、、そうか、、、思い出した。全て。」
『、、、まったり裏で暮らすつもりだったが気が変わった。
[アイツら]の生まれ変わりを探すまで俺は死なねえ。』