ダーク・ファンタジー小説
- 青い瞳のサウルスウド 前編 ( No.8 )
- 日時: 2023/12/16 23:23
- 名前: シュン (ID: evp0hpRa)
礼「次は、、、」
夜奈「1回休憩しません礼サン!?もう3時間ぶっ続けですよ!!」
礼「そうですね。じゃあお菓子と紅茶を嗜みながら話しましょう。」
ズズズ、、、
夜奈「うまうま(o´艸`)」
礼「改めて、次は水瓶座部隊隊長、水瓶 航です。」
夜奈「聞いたことありませんね、、、」
礼「隊長実力序列は2位。権力序列は4位です。
受注任務はSランク、戦闘許可はEXランクまで許されています。」
夜奈「容姿はどんなんですか??」
礼「立ち上げ、左右に流した青髪に黒のメッシュ、
低めに後ろが結ってあります。右目が青色、左目が黒のオッドアイです。
種族は鬼なので白いツノが生えています。ちなみに198cmあります。」
夜奈「え?(´・д・`)」
礼「私で180ですからねぇ〜」
夜奈「φ(゚Д゚ )フムフム…」
〜〜10日前〜〜
礼「航。また遠征ですか?」
航「ああ。流石に遠いから15日は帰って来ないさ(´`;)」
礼「大変ですね、、、」
航「俺が居ない間、水瓶座部隊の奴ら頼めるか?」
礼「ええ。暴れ馬の集まりですが何とか。」
航「本当教育してんだけどなぁ、、、」
礼「あなたが1番の暴れ馬ですけどね(((ボソ」
航「なんか言ったか?」
礼「いえ何も( *´`*)」
航「じゃあ、間に合わないしそろそろ行く。」
礼「はい。」
航「時間ないから隊長達に言っといてくれ。
[俺がいない間せいぜい頑張るんだな]ってな( *¯ ¯*)」
礼「はいはい。」
航「じゃ、」
礼「行ってらっしゃい。」
ガチャ
〜〜〜〜〜〜〜
礼「では今日はこの辺にしておきます。ゆっくり休んで下さい。」
夜奈「はーい!!」
???「本当にやる気なのかしら?」
??「フッ、馬鹿には分からないか?」
???「[内側から壊すのは簡単]だったかしら?そう簡単に行くと思わない事ね」
??「払い屋風情が口出しするな。」
???「その払い屋風情に助けられてるのを忘れない事ね。
私達は[呪]を倒す為にいるんだからね?」
??「所詮[呪界]のお前らと俺では格が違うだろう??図に乗るな」
???「ふふ、痛い目見ないように注意しなさいよ?私達は助けないわよおバカさん」
??「クソ野郎が」
夜奈「そろそろ寝ないとなぁ、、、」
スタスタ
私は慣れた動きでベッドに潜り込む。
夜奈「ふわぁ、、、おやすみなさぃ、、、」
パチ
あれ、、、??これ夢、、、??
周りの景色が、、、変わって、、、
ガバッ
夜奈「ふぇ!?」
周りが青色のホログラムの街の様になっている。
どういう事??さっきのベッドもないし、、、
夜奈「ここはどこ!?」
私はその空間を探索しだした。
夜奈「なんだこれ、、、これは??」
青い記憶の欠片のようなものがあった。
触ると、、、
〜〜〜〜〜〜〜
夜奈「ただいま参りました姉様」
?「来てくれたんだね夜奈。
そういえば、黒川 徠を見ていないかい?」
夜奈「、、、誰でしょうか」
?「あの〜!!あの子だよ!!」
夜奈「あの子では分かりません夜実様」
夜実「えっと、、、あの青い髪の!!」
夜奈「、、、???」
夜実「もういいや、、、」
〜〜〜〜〜〜〜
夜奈「、、、姉の名前は夜実、、、
かなりこれで絞られる。青い髪、、、分からないけど、、、」
スタスタ
夜奈「さっきから気付いていたけど、、、何この魔力量、、、正直言ってかなりやばい、、、」
スタスタ
夜奈「!!」
そこに居たのは、、、あの青年だった。
夜奈「零〜!!、、、さん」
零「夜奈さん!?」
夜奈「急ですけどタメでいいですか」
零「いや別にいいけど今言うこと?( '-' )」
夜奈「で、この空間って何??」
零「今能力使ったけど無意味だった。多分この空間を無理矢理壊すのは無理だ。」
夜奈「零もいるってことはもしかして星座部隊全体にこの空間が張られて、、、いる?」
零「そういう事なら礼たい、、、じゃない。礼さんが居るはずだ。」
夜奈「前も言ってましたけど礼[たい]ってなんですか」
零「、、、(^_^;)、、、よし探しに行くぞ!!」
礼「なんでしょうこの空間、、、」
夜奈「礼さ〜ん!!」
零「礼さん!」
礼「2人とも!?」
〜説明中〜
礼「まさかそんなことになっているとは、、、」
零「これで敵が出てきたらまずいことになるぞ、、、」
夜奈「零、それがフラグっていうんだよ」
零「(´・д・`)え」
魔物「ガウ!!」
礼「能力は、、、一応使えますね。
お二人共下がっていてください。ちょっぴり熱いですよ」
夜奈「熱い、、、??」
カンッ
(礼が指を鳴らす)
ドカーン!!
(下から巨大な火柱が出てくる)
魔物「ガウ!?」
ドカーン!!
礼「ふぅ、、、ちょっぴり熱すぎましたね☆」
零「( '-')」
魔物「ガウ!!」
夜奈「ふぇ、、、??」
零「危ない!!」
バキューン!!
夜奈「え、、、??」
スタッ
(ホログラムのビルから飛び降りてきた)
?「ったく、、、今のは少し危なかったんじゃないか?」
礼「タイミング最高ですね」
夜奈「もしかして、、、」
零「、、、小さい」
夜奈「牡牛座部隊隊長 海斗隊長!?」
海斗「誰がチビじゃゴルァ!!」←140cm弱
零「、、、隊長」←180cm弱
海斗「( ω #)」
礼「それよりエイム相変わらず正確すぎますよ、、、」
海斗「俺を侮んじゃねえよリーd」
礼「海斗、ここでは?(((圧」
海斗「礼」
礼「よろしい。」
夜奈「他の隊長もいる可能性がある、、、ってことだね、、、」
《少しゲームをしましょうか皆さん》
一同「!?」
《なあに、ちょっとしたゲームだ。
あなた方の姿を[本当の姿]にする。その状態で
この空間に散りばめられたクイズに答えて俺の元に来ればいい。》
礼「本当の、、、姿???」
ポン
夜奈「私は、、、変わってない」
零「僕も、、、」
だが2人は違ったようだ。
礼さんは赤の髪の毛に紫の瞳、紫の角と全く違う姿になっていた。
礼「、、、お二人。中身は私ですからそこまで変化は無いですよ。」
海斗さんは左目の下に[0-000]という数字が書いてある。
海斗「俺もこの数字が入っただけだ。早くクイズを見つけて解いていかないとな。」
スタスタ
礼「あれでは?」
零「看板、、、???」
[牡羊礼の本名は?]
礼「、、、これは、、、答えないといけないようですね。
私の本名はリリス・レンカイアです。これで満足ですか??」
ピンポン
(看板が消える)
礼「かなり簡単ですね。答えていきましょう。」
[星座部隊の結成日は?]
「11/26」
[宇志海斗の好物は?]
「はぁ、、、グラタン」
[天秤 翔の口癖は?]
「[やってみぃひんとわからへんやろ]でしたね。」
[星月夜奈の姉の名前は??]
夜奈「、、、星月夜実」
一同「、、、は?」
礼「すみません。もう一度」
夜奈「星月夜実です」
海斗「、、、アンタ、記憶はあんのか」
夜奈「ないです。今探してるところです。」
零「なら、、、夜奈は悪くない」
夜奈「どういう、、、こと???」
礼「星月夜実、、、正真正銘[紅月]の主。」
夜奈「え、、、???」
零「でも、、、!!夜奈は何もしてないかもしれないし」
夜奈「人を殺した」
海斗「は、、、??」
夜奈「記憶の欠片にあったんだ。私が、、、人を殺した記憶が。しかも何個も。」
礼「、、、」
夜奈「全部、、、全部私のせいじゃんッ!!
もしかしたら私が居なかったらみんな幸せだったかもしれないんだよ!!」
パシッ
夜奈「ぁ、、、??」
零「それは違う」
夜奈「だって、、、私は、、、!!零の!!」
零「分かってた」
夜奈「え、、、???」
零「夜奈が殺したんだって。
でも、、、違った。夜奈はそんなんじゃなかったんだ。
そうでもいまは違う。だから僕は、、、夜奈を信じる」
夜奈「、、、零」
零「だけど、、、もう1回なんかしたらぶん殴るから覚悟しておけよ!!」
夜奈「、、、うんッ!!」(号泣中)
礼「良かった、、、責任を負いすぎるかと心配してしまいしました。」
海斗「、、、だが問題がある」
礼「ええ。どういうつもりですか、、、???」
《航。》
礼「この空間を展開したのはあなたですね?」
航?「ご名答だ。」
礼「何故こんなことを??」
航?「さあな、、、その頭で考えたらどうだ!?」
礼「貴方の頭を叩き直してあげます!!」
っということで前編終了です!!
どうでした?色々楽しんでいただけていれば幸いです。
今回の長編は航くんがメインということになっています。
一応これ礼と航って親友なんですよね!!
結成時から仲がいいコンビなんですよ!!
礼視点だと仲のいい親友とガチの殺し合い、、、
精神面からするとかなりきついです。
後編では黒幕の正体と航君の過去を重点において
航君のどうすることも出来ない虚しさに満ちた過去を
書いていきたいと思っております!!
結構隊長のみんな過去なかなかに重い設定ですが
カットして軽めに書くので安心して下さい!!
(軽めに書いても軽めにならんかも知れません)
では、3600文字超えたところで、
青い瞳のサウルスウド。また後編で!!
- 青い瞳のサウルスウド 後編 ( No.9 )
- 日時: 2023/12/17 19:22
- 名前: シュン (ID: evp0hpRa)
カキン!!ドン!!
ドカーン!!ピュンピュン!!
カキン!!ギリリリ、、、ドン!!
礼「、、、」(睨む)
航?「、、、フッ」
カキン!!ドカーン!!
夜奈「礼さん、、、!!」
海斗「ダメだ!!混じったら死ぬぞ!!」
零「目で追うのがやっと、、、」
ドカーン!!
礼「ハァッ、、、ハァッ、、、」
航?「おいおい、こんなので息上がってんのか?」
ドカーン!!
カキン!!ドン!!ガシャ!
礼「ッ!!」
ドカーン_______
礼「ガッ!?」
夜奈「礼さんッ!!!」
礼「、、、」
夜奈「礼さん!!大丈夫ですか!?」
スタッ
(ひょいっと立ち上がる)
礼「大丈夫ですよ、、、若干まだおしり痛いですけど、、、」
夜奈「、、、」
良かった[色々と]いつも通りの礼さんだ
↑ここ大事
礼「分かったことがあります。」
夜奈「、、、???」
礼「あの人間、航じゃないです」
夜奈「え、、、???」
礼「[違和感がある、限りなく近くまで寄せた別人]。」
夜奈「、、、???よく分かりません、、、」
航?「まさかバレるとは、、、」
夜奈「、、、」
航?「少し話をしようか嬢ちゃん。ある所に[水瓶]が。
ですが[泥水]が溜まってしまっています。
貴方はこの[汚い水]を入れ変えますか?」
夜奈「、、、どういう、、、」
航?「改めて、、、バレル・ファイフィストだ。」
―――――――――――――――
紅月 幹部序列:24
バレル・ファイフィスト
―――――――――――――――
彼の姿が変わる。
バレル「さて、次やってくれんのは誰だ?
悪いが俺はこの空間と共鳴している。
傷ひとつ付かないぞ?」
夜奈「行ってきます」
海斗「行けんのか?」
夜奈「新しい切り札前覚えたので。」
スタスタ
バレル「お前か。」
カキン!!ギリリリ、、、
夜奈「危なッ、、、」
攻撃重すぎでしょ、、、
夜奈「ちょっと使うか、、、」
《神眼》
ピカン!!
夜奈「時間は稼げそうだね」
バレル「(神眼、、、か、、、、、、ん?
てっきり[輝]だと思っていたが何か違うな、、、??)」
夜奈「フゥ、、、」
ザッ
[月光]
バキュン!!
バレル「!」
ドカーン!!バーン!!
ピュンピュン!!
夜奈「、、、」
かなり魔力消費量が激しい、、、
勝てるのかな、、、???
バレル「水瓶航。水瓶座部隊の隊長だ。」(戦闘しながら)
夜奈「急に何、、、」
バレル「そいつな、昔何があったか知ってるか?」
夜奈「、、、???」
バレル「家族を
[星月夜実]様に殺されたんだとよ」
夜奈「ッ!!」
礼「夜奈さん!!」
バレル「部外者は黙っておけ。
それでな。あいつの人生めちゃくちゃになったんだってな!!」
零「てめぇ!!卑怯だぞ!!」
バレル「卑怯とは心外だな」
夜奈「私が、、、私、、」
バレル「まあいいさ。殺してやるよ」
バリンッ!!!
全員時が止まったような感覚だった。
さっき傷ひとつ付かないと言っていたはずなのになぜ今、、、
バレルの顔の右半分がガラスが割れたようになっていたのだから。
バレル「は、、、???」
本人も予想だにしない状況で
その空間にはなんとも言えない空気が漂っていた。
バレル「(どういうことだ!?外っ側から
攻撃されない限りこの空間にヒビは入らない!!
星座部隊全員この空間に入れた!!ならなぜヒビが!!)」
バリン_______
鈍い音と同時に空間に穴が空く。
バレル「ああああああ!?」
さっきの模様がもう肩の方まで来ている。
私達は穴の空いた方に焦点を合わせる。
《全く。せっかく帰ってきたらなんか変な空間かよ。さっさと寝たいのによ、、、》
礼「、、、嘘でしょう?」
そこに居たのは、水瓶航であった。
スタッ
航「嘘じゃねえよバカ。あー早く寝たい。寝不足だし、、、」
バレル「嘘だろう!!お前はあと5日は帰ってこないはずだ!!」
航「まあ、、、こうなるのは大体分かってたんだけどな。俺、時間視えるし」
スタスタ
航「おい紅月、、、てめえ随分俺がいない間に好き勝手してくれたなあ??」
バレル「ッ!!」
航「もういいが。」
バレル「は?」
[翠摘]
シュン、、、
航「[閃]」
パスン!!!
バレル「がッ!!」
ドサッ、、、
その裁き(ジャッジ)は一瞬で終わった
3日後
〜礼視点〜
礼「、、、」カキカキ
〜〜〜〜〜〜〜
20△△年 12/17
紅月による空間展開攻撃。
攻撃により隊員50名がケガ、3名が死亡した。
この攻撃で星月夜奈の正体が
まで書いて、一文を消しゴムで消した。
それは彼女に悪い。
だから私は、、、その一文を
星月夜奈は星月夜実の妹であるが、無害と判定した。
〜〜〜〜〜〜〜
に変えた。嘘は着いていない。
その通りだ。彼女はこの組織に対しては無害だ。
だが、、、なにか害があると判定したら勿論[死亡]してもらうこと。
それを忘れないようにしてもらいたい。
〜夜奈視点〜
夜奈「、、、」
トントントントン
私の部屋の扉がノックされる。私は答えない。
何も鳴らなくなった。何だったのだろうか。
幸い私は怪我ひとつなかった。
だが、、、私達の心には大きな傷跡を残した。
ガチャ、、、
ゆっくり扉をあけると、一通だけ下に手紙が置いてあった。
封筒とかではない。どちらかと言うと[昔の手紙]という見た目だ。
手に取り扉を閉めると、丁寧な字で
[星月夜奈様]
と書いてある。開けると、長い長文が書かれていた。
〜〜〜〜〜〜〜
拝啓 星月夜奈様
段々師走の季節になって、忙しい準備の今
この様な文を送る事をどうぞお許しください。
3日前の空間展開攻撃に関しましては
心に大きな傷跡を残されたかと存じます。
聞きましたことによると
[星月夜実]の妹とお聞きしました。
責任を感じているのでありましたら、必要御座いません。
貴方は悪くないのですから。
それでもという事であればとにかく紅月を倒せば良いのです。
これからのご活躍、期待しております。
牡羊 礼
変にクヨクヨすんな。
零だって礼だってみんなお前を信じてるんだよ。
お前のした事許してるか許してないかは人と目合わせて考えろ。
ちょっとは顔見せろ (直訳)
水瓶 航
〜〜〜〜〜〜〜
夜奈「、、、フッ」
っていうか航隊長これ字、筆なの??
達筆すぎない??[〜〜けり]とか書いてあって
あまりにもわかんなすぎて礼さんがふりがな書いてんだけど、、、w
、、、ちょっと楽になったかな。
翌日、普通にご飯食べて夜奈機嫌よくなったらしい。
という事で後編も終了!!
どうでしたか?[航の過去全然わからんやんけ!!]って人。
全部書いたらくそグロくなるんです。[胸糞悪い]って思う数
えげつないんです。書こうと思ったら、、、
目の前でこう、、、お腹に風穴ポッカリとか、、、
星月夜実がクズすぎたり、、、航が虐げられてたり、、、
まあ、、、規制かかかるんでダメです!!!(;ω;)
どうでしたでしょうか!!楽しめましたか??
私今7章まで話考えてるんで!w
詳しいことは話せませんが、
1章 星神編 記憶と星が戻るまで
↓
↓完結後から15年後のお話
↓
2章 四神編 星と神の帰還
↓
↓完結後から???年後のお話
↓
3章 神託編 月と星の交わり
↓
↓1章から何年も何年も前のお話
↓
4章 厄災編 嫌われ役の真実
↓
↓果てしないくらい未来のお話
↓
5章 輪廻編 始まりと終わり
↓
↓2章の別界、呪界の払い屋のお話
↓
6章 払屋編 呪いとそのための罪滅ぼし
↓
↓別次元[青龍]の天界のお話
↓
7章 武器編 不必要な神器達
ぐらいまでしか考えてないんですよね、、、
まあめっちゃあるってことだけ覚えといてください!!w
これにて青い瞳のサウルスウド。終わりになります!!
また本編も見てってください!!w