ダーク・ファンタジー小説

Re: 甦り、繰り返す ( No.27 )
日時: 2012/09/19 20:24
名前: きみゃる (ID: 187ZDN1M)

学校が始まった。
休み明けと大切な人との別れが重なって
私は放心状態だった。

「明菜! あーきーなー 明菜ちゃん!!!」
わお、A子ちゃん。 なんのようだい?
美星がいなくなって邪魔なものはもうないだろうに。

「A男が最悪なの〜。 別れようって言ってくるんだもん」
A男か、そういえば居たな。
美星がいないと別れる理由ないから当たり前か。

「どうすればいいか分かんないよぉ」
笑えば、いいとおもうよ。
A男はA子のどこが嫌だったんだろう。

私と美星がA子にいじめられた過去が無ければ
私はA子のことを嫌いにならなかっただろう
くやしいが、A子の話は面白いから。

「それよりどうしたの? 明菜元気ないよ?」
まぁ、あなたは一生感じない悲しみに追われています。

「大丈夫、心配しないで」
それだけ言っておいた。