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私は決められた台詞を言うと時空が変わる。
正確に言うと私が別の時間軸に飛ぶのだ。

本当は身体に傷を付けなくても良いのだが
私がいなくなっても時間軸は進み続けるから、当然死体も残る。
飛ぶのは私の意識だけで飛んできた時間軸には意識を持たない人形がす
でに用意してある。
つまり身体はいらないのだ。
鬱憤晴らしで人をいじめるヤツはその分の報いがいる。
きっとA子達は今頃警察の世話になっているだろう。

新しい時間軸で入学式が終わり、帰る。
A子に誘われる。もうめんどくさいので一緒に帰る。
クラスの女子の愚痴を聞かされる。
コイツは鬱憤を晴らせたらそれでいいのか。

余談だが私にはたくさんのキャラがある。
高校に至るまで何度時間軸を移ったのだろう。
高校でのキャラは「優しいお姉さん」にした。