ダーク・ファンタジー小説

Re: ■些細な嘘から始まった■参照100越、ありがとう! ( No.40 )
日時: 2012/10/20 18:16
名前: 碧 (ID: tLdHgI31)

順調に、試合は進む。
だが、此方にはボールが来ない。
皆、私の方へボールを飛ばさないよう、注意しながら、やっているのだ。
私は、世間に信用されていないのは、確かだ。
それに、母親が自殺した事も……。
だが、避ける事なんて、無いのに。まぁ、今は私から避けているが。
そう考えていた時だ。
試合開始から、15分後。
始めて此方にボールが飛んできた。
私は、守備などしていない。
まぁ、ボールくらいなら、大丈夫だろう。
私は、守備せずに、手で受けようとした。
……!私の視界の右側ギリギリに、走ってくる少年が映る。
(ヤバイ!彼奴に当たる!)
私は、ボールへと飛び出した。
私の胴にボールはあたり、下へ落ちた。
少年は、目を見開き、驚いている。
安心したのもつかの間。
私は、少年の方へダイブしてしまった。