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ダーク・ファンタジー小説
- Re: ■些細な嘘から始まった■参照300越、イベント企画! ( No.69 )
- 日時: 2012/11/19 20:35
- 名前: 碧 (ID: /..WfHud)
「ドラマ、どうする?」
俺が、先程(俺が気絶する前だが)持っていた手の込んだナイフを右手に持ち、清水が言う。
「治ったら……」
「そんな時間が監督にあるか?」
「え……、退院はいつ?」
「確か、んーっと、忘れた」
「……」歪な表情で清水を見る。
「すまない」
「いや、別にいいけど」
一応、マネージャーだよな……などと思いながら、窓の外を見る。
さっきまで雨が降っていたのか、草が濡れている。
「一ヶ月後だ!」
清水がいきなり叫ぶ。
いきなりだから、かなり驚いた。
心臓がバクバク言っている。
「ありがとう……だけど、心臓に悪いよ」
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