ダーク・ファンタジー小説
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- 世界は君の掌に【参照200感謝!!】
- 日時: 2013/11/16 21:47
- 名前: クラウド (ID: 69bzu.rx)
〜〜〜前書き〜〜〜
はじめましてっっ(゜_゜>)ビシッ
クラウドと申しますっっ!!
初投稿ですね。
初投稿でいきなりですが私の小説を書く能力は皆無ですww
私は小説を書いたことはあるといえばあるんですけど・・・
最後にかいたのが小5の時の卒業文集に載せる小説だという・・・ww
まぁ、ぶっちゃけ言うとド素人なんです・・・ww
そんな私が小説サイトに小説書くというのもアレなんですけどww
まぁ、「ド素人の小説でもみてやるよっ」という方はどうぞ心ゆくまで楽しんでください!!
————————————————
登場キャラ(現時点)
エリア・グラフィレット(17歳)【主人公】
【性格・その他】
冷静沈着。テストでは90点以下は取ったことがないという天才。
しかし、魔法がすべてとなったコノ世界では歴史の知識や化学の原理などというものは
すべて不必要という同級生や周りの言葉に嫌気がさし
人との接触を拒むように・・・
9歳の時にダレカに親を殺されてからは叔母であるルークの家に住んでいる
アレン・グリファニス(18歳)【竜を従える少女】
【性格・その他】
残酷で人を殺すことも何とも思わない無感情な少女。
竜を従えていることと残酷なこと以外は
まだ余り分かっていない。
大悪魔ルシファー(???歳)【テンション高い大悪魔】
【性格・その他】
軽い。とにかく軽い。そしてとにかくチャラい。
ずっと魔法書に閉じ込められていたがアレンが魔法書から出してしまう。
最初はアレンと無理やり契約しようとしていたが、エリアの態度に腹が立ちエリアに捕りつく。
実は元天使だったとか・・・
大天使ミカエル(???歳)【忠実なる大天使】
【性格・その他】
超真面目。そして神に忠実な大天使でもある。ルシファー・ラファエルの兄である。
ただ、言うことを聞かない二人に手を焼いている。
平和主義者なので基本戦闘には参加しないが本当にまずい時には二人を助けてくれる完璧な超人お兄さん。
ちなみにルックスもいいのでかなりモテる。
堕天使ラファエル(???歳)【闇に堕天した天使】
【性格・その他】
ルシファーの双子の弟。天使の頃はよくルシファーとケンカしていたらしい。
しかし、天使であるのに神の決まりを守ることが出来なかったため、堕天し、地獄で堕天使になり果ててしまった。
レネア・ダークナイト(???歳)【ある意味危ない大悪魔】
【性格・その他】
子供っぽく、いつも無邪気に騒いでいる。ただ、何でもかんでも子供のように壊したり殺したりしているので危険といえば危険。
ちなみに嘘をつくことが得意である。
実は二重人格である。
———————
【プロローグ】〜運命が走り出した日〜>>1
【第一話】〜運命のトビラ〜>>2
【あとがき1】〜素人の反省会〜>>3
【第二話】〜新たなる世界〜>>4
【あとがき2】〜素人の雑談〜>>5
【第三話】〜悪魔の書〜>>6
【あとがき3】〜素人の・・・〜>>7
【第四話】〜大悪魔の事情〜>>8
【番外編】〜プロローグ〜>>12
【番外編1】〜天使と悪魔〜>>13
【あとがき4】〜番外編を振り返って〜>>14
【番外編2】〜天使と悪魔2〜>>15
【番外編3】〜天使と悪魔3〜>>16
【番外編5】〜天使と悪魔5〜>>17
【番外編6】〜天使と悪魔6〜>>18
- Re: 世界は君の掌に ( No.12 )
- 日時: 2013/07/19 23:57
- 名前: クラウド (ID: gF4d7gY7)
【 世界は君の掌に 〜番外編〜 】
〜天使と悪魔の恋物語〜
【プロローグ】
ルシファーはオレと契約しても自分が閉じ込められていた魔法書を抱えていて一切触らせようとしなかった。
だが、ある日オレはルシファーがアレンと出かけている間に机の上にひっそりと置かれている魔法書を見つけ、読み始めた。
最初はおもしろ半分だったが最後まで読み終わった後オレはこの本を読んだことを深く後悔した。
この本は魔法のことには一切触れていなかった。
ただ、ある悪魔の昔話が載っていた。
その悪魔の名は—————
【大悪魔ルシファー】
- Re: 世界は君の掌に ( No.13 )
- 日時: 2013/07/20 20:45
- 名前: クラウド (ID: gF4d7gY7)
【世界は君の掌に 〜番外編1〜 】〜悪魔と天使〜
「おーい!!ルシファー!!早く来いよ!お前の愛しい愛しい俺様が待ってやってるんだぞ」
「黙れ!テメェなんか全然愛しくねぇよ!!」
「てか、早くしないと創造神様がキレるよー」
「うるっせぇ!ラファエル!お前だってどうせ怒られるだろ!!」
「いやー、けどルシファーの方が怒られるなぁ・・・」
「それはない!絶対テメェの方が怒られる!!」
「だって、口悪くてサボり魔で青髪の天使ってヤバいじゃんww」
「それはテメェも言えねえだろうが!!このハデハデ紫頭!てかこの髪は自前だからしかたねーの!」
そんな低レベルな口論に口出しをしてきたのはミカエルだった。
「二人ともいい加減にしろ。遅刻にもほどがあるぞ」
「「げっ・・・ミカエル・・・」」
二人揃って同じことを口にするとミカエルの眉間にほんのわずかなしわができる。
「創造神様はお怒りだぞ。たっぷり説教されてくるんだな。」
ミカエルはニヤリと笑いながら俺たちの前に立ちはだかる門を開けた。
その向こうには明らかに不機嫌な創造神の姿があった。
「貴様ら・・・一体何時間遅刻したと思っている・・・?」
俺たちは笑いながら答える。
「「3時間です!!」」
「「はぁ・・・」」
ミカエルと創造神は大きくため息をつく。
「ミカエルは規則正しく真面目でサボりもしないのに、お前らと来たら・・・。本当に兄弟なのか・・・?」
「失礼ですね。兄弟ですよ、正真正銘の。」
そう、俺とラファエルとミカエルは三兄弟である。
もっとも、ミカエルは真面目すぎて今、言われたように「本当に兄弟なのか?」とよく言われる。
「ミカエルが真面目すぎるんですよー!」
「お前らがサボりすぎなんだ。」
「ミカエル〜、何言ってんだよ〜。サボりはルシファーだろぉー」
「はぁ!?ラファエルだってサボってるだろ!?」
またギャーギャーと口論が始まる。
「とにかく、今日お前たちを呼び出したのは他でもない。あの悪魔についてだ。」
「あー、あれか・・・。あの何だっけ・・・。べルゼブブだっけ?」
「あぁ、あの変なハエが骸骨被った感じのやつだろ?」
「そうだ。そいつが仲間を増やして人間界に送り込んでるらしいんだ」
「え、人間とか滅んでもいいじゃん。また作ればいいんだし」
「そういう問題ではなく、人間と契約してさらに力をつけているらしいんだ」
「うわ、めんどくさ。まぁ、つまりまた悪魔をぶっ倒してこいって事でしょ?」
「まあ、そういうことになるな・・・」
めんどくさい仕事が来たなー・・・
その後俺たちは準備をし、人間界へと飛び立った。
「てか、最近の悪魔ってあれだろ?なんか人型なんだろ?」
「あー、そうらしいよ」
喋りまくっているのは俺とラファエルだけでミカエルは話に加わろうとしない。
「じゃあ、三人で別れて悪魔を探そうよ」
これはラファエルの提案だ。
俺は断る理由もないし、久々の一人なのでその提案に賛成した。
俺たちは三人に別れ、別々に悪魔を探すことにした。
- Re: 世界は君の掌に ( No.14 )
- 日時: 2013/07/20 21:10
- 名前: クラウド (ID: gF4d7gY7)
【番外編1のあとがき】
ルシファーの過去の話なんで番外編にしちゃおう!ていうことで番外編にしましたー!
いやぁしかし今回は会話多すぎでしたねww
とくにルシファーとラファエルの低レベルなケンカがww
そういえばアプロ6号館にイラスト投稿しました。
エリアやアレンではなく、何とルシファーです!
まぁ番外編の主人公ということでね。
着てるコートは「思い出の記憶」のバルツェという悪魔が着ているコートを参考にしましたー( *´艸`)
では長くなってしまったので今回はこの辺で
また次のあとがきで会いましょう!
- Re: 世界は君の掌に ( No.15 )
- 日時: 2013/08/01 21:34
- 名前: クラウド (ID: 69bzu.rx)
【世界は君の掌に 〜番外編2〜 】
ミカエル達と別れた後、オレはしばらく悪魔を探していたが悪魔どころか悪魔らしき人物さえ見つからなかった。
「ちぇ・・・めんどくせーな」
俺はスペルを唱え始めた。スペル詠唱が終わると俺の背に生えた翼はしだいに透けてゆく。
そして、さっきまで半透明だった俺の体は実体化してゆく。
これで人間に紛れて悪魔を探すことができる。
俺は人間の人ごみに紛れて悪魔を探す。だが、悪魔の魔力は感じられない。
まぁ、それも仕方ないだろう。人間と悪魔の魔力の違いは少なく、あまり見分けがつかない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
だがそれは悪魔のタイプが人型の場合にだけ限る。
つまり今、俺達が探している悪魔は人型だということだ。
「人型・・・かぁ。厄介だな・・・」
そう、人型の悪魔は人間に似ているだけではなく、半端なく強いという特徴も持ち合わせている。
もしかしたら俺一人では歯が立たないかもしれない。
だが、見つけたらミカエル達に知らせればいいことだ。俺は見つけるだけでいいのだ。
「・・・っし。いっちょやるか!」
俺は指先に魔力を込める。すると、指先に赤く、淡い炎がつく。
人間と悪魔にはみえない、悪魔を探すための炎だ。
悪魔に近づくと炎が反応して青になり、悪魔に触れると黒い炎になるという仕組みだ。
俺はしばらくその炎を見つめながら歩く。歩きはじめてしばらくすると、炎が揺れ始めた。炎が青くなる前兆だ。
「この近くにいる・・・のか。」
炎が示す場所は暗い路地裏だ。
俺は路地裏に向かって歩き出す。路地裏の奥に進むにつれて、炎は激しく燃える。
路地裏を歩いていると、
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
女性の悲鳴が聞こえた。
悲鳴が聞こえた方へ向かうと、数人の男とその男たちに取り囲まれている銀髪の女性がいた。
指先を男たちの方へ向けると、炎は激しく、大きく燃え上がる。
色は青というより紫に近くなっている。
「お前達が悪魔か・・・。一人じゃねーのかよ・・・」
俺は内心焦っていた。一人ならともかく4,5人となるとさすがに無理がある。
「おいおい、女の子助けてヒーローにでもなるつもりかよ?」
男の一人が笑いながら言う。
俺はそんな言葉は無視する。
「無視かよ?ムカつくなぁっ!!」
男たちが一斉に飛び掛かってくる。
殺られるかもしれないが殺るしかない。
俺は男の一人に思い切り蹴りを入れる。ものすごい音をたてて男は吹っ飛ぶ。
そのあと男たちは俺に襲いかかってきたが、全員あっけなく倒してしまった。
「あ、ありがとうございます・・・。本当に助かりました!」
銀髪の女性が満面の笑みで俺にお礼をする。
だが、俺はそんなことは頭に入らず、別のことを考えていた。
おかしい・・・。人型の悪魔はここまで弱くはない。
もしかして・・・・・
「もしかして、俺が強すぎるんじゃね!?」
俺は歓喜の声を上げながら、飛び上がると銀髪の女性にぶつかった。
「キャッ・・・!」
その瞬間俺の指先で燃え上がる炎は黒い漆黒の炎となった。
そして気づいた。悪魔は男たちではなく、この銀髪の女性だと。
「お前・・・・・・」
そうすると、女性は後ろに飛び退ける。
「あーあ・・・バレちゃったよ。」
みるみる内に女性の背に黒い翼が現れ、手には大きな黒い鎌が握られる。
「君の強さからして、もしやと思ったけど、天使とはねぇ・・・」
不敵に笑いながら悪魔はつぶやく。
「それにその顔・・・。見たことある。君、ルシファーだっけ」
「よく知ってるじゃないか。悪魔さんよぉ」
「私の名前は悪魔さんじゃないわよ。レネア・ダークナイトよ。」
レネア・・・。聞いたことある名前だ。確か大悪魔の名前だった。
「まぁ、そんなことは置いておいて・・・」
ニヤリとレネアが笑う。
【謝肉祭】
「始めようよ・・・!楽しい楽しいカーニバルを・・・・!!」
- Re: 世界は君の掌に ( No.16 )
- 日時: 2013/08/02 22:19
- 名前: クラウド (ID: 69bzu.rx)
【世界は君の掌に 〜番外編3〜 】
レネアは大きく鎌を振りかざす。俺はそれをタイミング良く避けた———
——————はずだった。
レネアの握る漆黒の鎌は俺の肩をかすり、血しぶきをあげる。
「・・・っ!」
さすが大悪魔というべきか。鎌を振り下ろすスピードといい、パワーといい、どちらも俺を超える力を持っている。
「マジかよ・・・!!」
俺は焦り始めていた。人型の大悪魔といえども、ここまで強い者はそうそういない。
ミカエル達に援護を頼みたいが連絡するためのスペルを唱える余裕もない。
「あははははは!!大天使の弟って言っても全然大したこと無さそうだね!あはははは・・・」
コイツ・・・ヤバい!精神的におかしいし、まず眼が血を求めているような眼をしている・・・!
それにこの強さ・・・!反則だと言いたいほど強い。
レネアが鎌を横から切り付ける。
鎌は俺の腹を切り裂き、さっきよりも大きく血しぶきがあがる。
「・・・グッ!」
腹から血が滴り落ちる。
ポタッ・・・ポタッ・・・と音をたてて血が地面に滴り落ちてゆく。
「やっぱり・・・大したことないね。君も。」
君【も】?
「君もって・・・どういう事だよっ・・・!!」
「さっきもね?紫の髪の天使がいたんだぁー!でも・・・」
「どうしたんだよ?アイツを・・・」
「それは自分で確かめてねー!あはは!」
「殺したのか?」
「さぁー?自分で確かめてきなよ☆彡」
俺の中の何かが切れた
一瞬で頭に血がのぼった気がした
「・・ざっけんなよ!!」
「・・・!!」
キレた俺にひるんだのかレネアの顔から笑いが消えた。
俺は大魔法のスペルを唱える。
「・・・に・・・せよ・・・の神・・・我に・・・力を・・・」
「!?」
レネアは危機を察し、身構えている。
「イフリート!!」
俺が叫ぶと火を司る大精霊イフリートが姿を現した。
「なに・・・コレ・・・?」
レネアの顔からもう笑みは消え、唖然とした表情になっている。
「・・・殺れ。イフリート・・・」
命令するとイフリートは何も言わず、炎の魔法を発動しレネアを攻撃する。
レネアは避けるだけで精いっぱいだ。
イフリートが複数の火の玉を飛ばす。レネアはそれを避けていたが————
「・・・!!」
火の玉の一つがレネアの翼に当たった。するとレネアは体勢を崩し、残りの火の玉が一斉にレネアを襲う。
「グゥッ・・・・・!!」
レネアは倒れこみ、激痛に悲鳴をあげている。
「終わりだ・・・。イフリート、ラストスパートだ。跡形もなく消し済みにしてやれ。」
「クッ・・・・・・・!」
レネアが歯をくいしばる。
イフリートは手を太陽にかざす。イフリートの手は激しく燃え上がる。
そしてイフリートが手をレネアに向けると——————
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
激しい音をたてて路地裏が崩れ、瓦礫の山となる。
「殺ったか・・・・」

