ダーク・ファンタジー小説
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- 僕と君だけの世界
- 日時： 2016/10/18 23:24
- 名前： みっちゃん （ID: LPN5HxR2）
上村 晴人（かみむら はると）
大人しめで意味がわからないことが起きると混乱しやすい。
相川 鈴芽（あいかわ すずめ）
元気で運動神経抜群の女の子。頭より体を動かすことが最優先。
ストーリー
誰もいない…なんでだ？嗚呼…あの夢が正夢になったのか…
『この世界から鈴芽と僕以外の生き物を消してくれよ…』
『本当にそれで良いのか』
『ああ。』
あは、あははは！！やった！！これで僕は自由になれる！！！
過去
母「なんで私の言うことが聞けないの！！お兄ちゃんを見習いなさい！！このクソが！！！」
パーン！！
晴人「…」
もう慣れた。今日も僕はストレスを発散しに行く。
晴人「…」
カリカリカリカリカリカリカリ
シャープペンの音だけが耳に聞こえてくる。この音が快感。いつもの醜い音と声ではなく、この音。正直僕は家には居場所がないと思う。学校と幼馴染の鈴芽が唯一の癒し。学校は公立の小学校で、みんな悪い人ではない。むしろその逆だ。だが、この女はなぜ産まれたのだろうか。正直こんな母親を母親だと信じたくない。なので僕は母親の悪口をノートとSNSに書き込んでいる。ノートは必ず側にあるので母親に見られる可能性は極めて低い。SNSでの悪口はちゃんと本名ではなくニックネームで書き、パスワードでスマホとパソコンをロックしている。母親はスマホとパソコンのパスワードを知らない。うちにはパソコンが二台あるので母親が僕のパソコンを使うのは必ずない。さあ、悪口を書きまくろう。これが僕の唯一のストレスを吐く方法だ。
SNS
ハルハル【今日も母親に暴力を振るわれた。兄さんのようになれ？なんで勝手に決められたレールの上を走らなければいけないのか、僕にはわからない。】
早速返信が来た。
砂糖【それはただ、親が将来裕福になりたいから子供にそんなことをさせるんだよ！私もおんなじような環境だし、この前父親が《裕福になりたいから子供にいい仕事をやらせよう》とか聞こえたもん！ハルハルさんの気持ちはよーくわかる！】
確かに、うちの家は普通だし母親は金にうるさい。砂糖さん、可哀想だな…
ハルハル【砂糖さんも同士！？その父親すごくひどいじゃないですか…うちの母親、金にうるさいから砂糖さんの意見間違ってないと思います！】
今日はもう遅いから寝よう。明日はいい日になるといいな…
- Re: 僕と君だけの世界 ( No.1 )
- 日時： 2016/10/19 17:01
- 名前： みっちゃん （ID: LPN5HxR2）
鈴芽「…晴人、大丈夫？」
これが僕の一番信頼できる人、鈴芽。
鈴芽「またお母さんに叩かれたら言ってね？うちのお母さんに傷、治してあげるから！」
鈴芽のお母さんは医者で優しいため友達のこんな僕も治療してくれる。嗚呼、なぜ僕は鈴芽の家庭に産まれなかったのだろうか。
晴人「正直鈴芽の家庭が羨ましいよ…」
鈴芽「…」
鈴芽は僕に悲しむ目を向けた。可哀想とも思っているのだろうか。
- Re: 僕と君だけの世界 ( No.2 )
- 日時： 2016/10/20 20:58
- 名前： みっちゃん （ID: LPN5HxR2）
家路
ああ、今日も学校は楽しかった！でも、これからが…地獄だ…
家
やった…母親はいない。今日はなんだか疲れたから寝よう。
『お前の願いを一つだけ叶えてやろう。』
『え…じゃあ、僕と鈴芽以外の人を消してくれよ。』（生き物ではなく人です。間違えました。）
『…本当にそれで良いのか。』
『ああ！』
晴人「はっ！」
今の夢は…正夢、なのか？試しに外に出てみよう…
晴人「なんだこれ…消しきれてないじゃないか！！」
そこには高校生と思われる三人と僕と同じくらいの年だけど背が明らかに女子中学生平均の身長の女子二人。そして…鈴芽がいる。
菜乃花「なんで私たち以外誰もいないんだよ！！」
櫻井 菜乃花（さくらい なのか）
短気な性格で怒りっぽい。知識はあんまりだが体力なら誰にも負けない。
瑠衣「落ち着きなさい！」
吉田 瑠衣（よしだ るい）
オッドアイで冷静。菜乃花のパートナー。菜乃花が怒ってる時は菜乃花をサポートする。
大智「…信じられない。」
竹中 大智（たけなか だいち）
無口で心が広い。足が遅いためスケートボードで移動する。
光「待て…これは一体どういうことだよ…」
柳沢 光（やなぎさわ ひかる）
クールな性格で混乱しやすい。力が強い。
真珠「…これは一体どういうことなのぉ！？」
江野 真珠（えの まじゅ）
男の娘で臆病。料理が得意でいろんな食材から料理を作れる。
菜乃花「こっちが聞きてえんだよ！お前に聞かれたら私は誰に聞くんだ！？ああ！？」
真珠「ひええええ！！！こ、この子怖い…」
鈴芽「まあまあ！」
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