ダーク・ファンタジー小説
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- 昔に戻る僕の物語_
- 日時: 2016/11/03 15:28
- 名前: 黯然 (ID: hJCQM.po)
誰だって昔に戻りたいだとか思うだろう。
僕は思わないけど。
何故かって?...だって、
僕はもう何度も昔に戻ってるんだ。
−−−−−−−−−−
※この話はネットにある話をいくつか元にして作った作品です。
結構有名なので、
暇があれば元になった話を探してみてください。
気紛れで書くので、いつ失踪するかも分かりません。
明日消えていてもおかしくないです。
−−−−−−−−−−
- Re: 昔に戻る僕の物語_ ( No.1 )
- 日時: 2016/11/03 15:03
- 名前: 黯然 (ID: hJCQM.po)
もう、何回繰り返したか覚えてない。
俺から始まって、普通に暮らしていたんだ。
そしたら俺は僕になって、
僕になったり、俺になったりを繰り返している。
皆が言うタイムスリップなんていう良いものじゃないよ。
記憶は引き継げるけど、これが続くんだったら僕は不死身も同然さ。
最初の俺は只の人間...だったはずなんだ。
パラレルワールドって言うやつ?
それを無限に廻ってる感じ。
マジで、頭がおかしくなったんじゃないかと思う。
- Re: 昔に戻る俺の物語_ ( No.2 )
- 日時: 2016/11/03 15:29
- 名前: 黯然 (ID: hJCQM.po)
え、俺がタイムスリップ的なのを繰り返してる証拠?
そんなのはないけど...
僕が言ったでしょ?
皆が言うタイムスリップなんていう良いものじゃない、ってさ。
あの言葉の通りだよ。
今はこの世界に居るけど、いずれまた他の世界に行くよ。
確かに昔に戻りたいとは願ったけどさ...
思ってたのと違うっていうか...
何て言ったけ...明晰夢?
あんな感じ。
明晰夢を見てたらさ、いつの間にか明晰夢の中に入ってたんだって!!
いや、よくいう明晰夢みたいに夢を自由自在には出来なかったんだけど...
で、此処が...何個目の世界だっけ...
10は越えてるかな。
実際の年齢で言うと...90歳以上?
自分で思ってたよりやべぇw
まぁ、頭が賢くなってたりはしないけどな。
中身はあんま成長してない。
敢えて言うなら...
俺流のタイムスリップ的なやつについては結構分かってきたかな。
- Re: 昔に戻る誰かの物語_ ( No.3 )
- 日時: 2016/12/02 21:09
- 名前: 黯然 (ID: hJCQM.po)
「...なんだこれ?」
タイムスリップ系のものを探していたら、
たまたま見つけた謎のスレ。
正直、今でも理解できていない。
自分で言うのもあれだが...頭の回転は早い方だ。
なのに...こいつが昔に戻る度に世界が変わってるだと?
もし、それが本当だとしたら...
俺はこいつのパラレルワールドの住人って訳か?
「いやいや...さすがにないだろ。」
わざわざ声に出して確認する。
いつもの癖ってやつだ。
だって、俺は人間だろ?
極普通の一般人。
...ああ、いや、釣りって可能性もあるよな?
だってこんな普通じゃあり得ない架空の物語...
書き込むだけなら簡単だ。
きっと、想像力が豊かな人なんだろう。
ああ、そうだな...
だけど、そのときの俺は気付かなかった。
...いや、気付くはずもなかったさ。
そういう、運命ってやつだったんだろう。
...続けて聞いてくれ
- Re: 昔に戻る誰かの物語_ ( No.4 )
- 日時: 2016/12/02 21:21
- 名前: 黯然 (ID: hJCQM.po)
あんまり、考え過ぎるのもよくないな...
どうせ釣りだ。と自分に言い聞かせた。
俺も想像力はある方だから、想像してしまうが...
どうにかそれを押さえつけた。
「...あれ、もう暗いな。」
さっきまで夕方頃だったはずが、
いつのまにかもう夜になっていた。
俺は結構時間だとか見る[人間]なんだがなあ...
...と無駄に頭の中で[人間]を強調して話していた。
勿論、頭の中での話だから強調しても意味はないのだが。
「もうそろそろ良い子は寝る時間だな...」
23:00頃を指している時計を見てぽつりと呟いた。
...ああ、そうだったな。
その後、俺は寝たんだ。
意識がぼーっとしていて、あまり覚えてないが...
あ、いや、この日は別に何もなかったんだ。
期待させてすまないな...
- Re: 昔に戻る誰かの物語_ ( No.5 )
- 日時: 2016/12/22 13:58
- 名前: 黯然 (ID: hJCQM.po)
ああ、思えば異変が起きたのは...
目が覚めた時だった。
「...んー、あ?朝か...」
ゆっくりベッドから起き上がる。
...その時はいやに周りがよく見えた。
視力が1.0くらい上がったような、
別に嫌ではないが居心地の悪い、変な感じ。
「またか...目がおかしいな。」
確かにこういう事は結構あった。
本を読んだ後とか、集中して何かを見た後にはよくなる。
だが、
「起きたときになるなんて初めてだな...」
その時は不思議に思うだけだった。
そのとき、
一瞬、見ていた景色がぐにゃりと歪んでいった。
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